〇新車購入
私の妻は高齢になったというのに、近所の歯科医院へパートで勤めています。病院は歩いてもほんの7~8分ほどの所にあるので、毎朝自転車に乗って出かけていますが、最近長年愛用の自転車の調子が悪く、4日前にも前タイヤの空気が抜け、私が空気入れで空気を入れましたが空気さえも入らなくなり乗れなくなりました。
近所にあった自転車屋さんも既に廃業していて、仕方がないので軽四トラックの荷台に自転車を積み込み、近所の自動車修理屋さんに訳を言って直してもらいました。軽四トラックの車検をしてもらっているよしみで、空気穴のムシを変えて、コンプレッサーで空気を入れてもらいました。「お幾らですか?」と聞くと、「要りません」とサーしビスしてくれました。
ところが今度は後ろタイヤが同じようにムシの不具合で空気が抜け、同じように自動車修理屋さんで空気を入れてもらいましたが、度重なるトラブルで意を決した妻は、自転車の新車購入を思いつきました。若嫁がいつも自転車の修理で世話になっている松前の自転車屋さんに頼んで購入し、若嫁は一昨日新品のブリジストン自転車を自分愛用の軽乗用車に積んで仕事の帰り持ち帰りました。
先日若嫁から妻と私の誕生祝いをいただいていて、その祝い金を活用したので、この自転車は若嫁から姑への最高のプレゼントとなりました。妻はもう間もなく長年勤めた歯科医院をリタイアする予定ですが、それまでの短い期間ながら銀輪を走らせる予定で、妻は嬉しそうでした。長年愛用の古い自転車は自転車屋さんに引き取って貰い処分するそうです。
「20年 近所の歯科へ 通勤す 愛用自転車 不具合度々」
「自転車が 欲しいそぶりを した妻に 若嫁誕生日 プレゼントする」
「新品の 自転車乗って 風切って 妻はさっそう 笑顔で走る」
「わが単車 古いながらも 修理して 乗ってるけれど 妻は新車で」