人間牧場

〇防虫ネットでチョウチョ撃退

 日々の夜明けが段々早くなり、気温が上昇して桜の花も咲き始め、いよいよ春本番です。小鳥の声も心なしか弾んで聞こえ、畑ではモンシロチョウが飛び始めました。先日「チョウチョは害虫かも?」とブログに書き込んだら、沢山の人から同感のメールやコメントが寄せられました。中には「チョウチョは害虫ではなくチョウチョの産み付ける卵やサナギ・青虫が害虫」とかなり詳しい分析指摘まであり、納得しました。

 確かにチョウチョは別にキャベツの葉っぱを食べる訳でもなく、何も悪いことはしないのです。しかしチョウチョがキャベツやブロッコリーの葉っぱに産みつける卵は、気温の上昇とともにサナギや青虫になり、葉っぱを食べてしまうのです。そのため毎年この時期になると朝晩畑に出て、保護色と思われる青虫を見つけて捕まえ、殺してしまうのです。折角生まれた命なのにと多少心が痛む優しい心の反面、無残にも食べられたキャベツやブロッコリーを見ると、憎さも百倍といったところです。

DSCN2989 わが家の家庭菜園で採れる野菜は、販売目的ではないため、見た目の美しさを競うものではなく安心安全が第一なので、基本的には農薬を使わない有機栽培を心がけていますが、ゆえにこの時期は忙しくも頭の痛い青虫取りに明け暮れるのです。そんなことを解消する手立てとして、今年から秘密兵器を取り入れました。植えたキャベツを畝毎防虫ネットで覆うという作戦です。

 針金ヒゴでトンネルを作り、その上にスッポリ防虫ネットを被せてチョウチョが卵を産みつけるのを阻止するのです。冬の間にホームセンターで購入していた針金ヒゴと防虫ネットを使い、昨日初DSCN2988めてネット張りをしてみました。要領が分らず見よう見真似で悪戦苦闘しましたが、何とか様になったようです。風に吹き飛ばされないよう針金ヒゴで抑えて一件落着です。思ったより上手くできたつもりですが、さて思い通りの成果が出るかどうか、ワクワクドキドキしています。

  「ヒラヒラと 飛び交うチョウは 害虫か? ブログに書けば 同調反応」

  「飛ぶチョウチョ 害虫でなし その卵 サナギ青虫 害虫らしい」

  「世の中は 暇な人いる 色々と 撒き餌食いつき デジタル議論」

  「さあこれで 虫も殺さぬ いい男 なったと自分 自分を誉める」 

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