〇私設公民館煙会所での語らい
昨日は夕方からシーサイド公園のイベントホールで、合併10周年事業やシーサイド公園開業200周年事業の打ち合わせを4~5人でした後、浜田さんと二人で自宅横の私設公民館煙会所まで戻り、二人で煙会所の囲炉裏に火を起こし始めました、年末煙会所で注連縄を作った時火を入れて以来で、今年最初の火入れとなりました。炭は息子が中山の友人から貰った竹炭を使ったため、火つきは早いのですがクヌギ炭に比べ炭持ちが悪く、時々炭を足しましたが、昨日の竹炭は炭化状態が少し悪く、炭を入れると煙が出て、床柱を背にして座った年輪塾塾頭の清水さんに向って、男前なので煙が集中し、笑いを誘いました。
そのうち小番頭の松本さんもやって来て、4人で囲炉裏を囲み、早くも今年10月に予定している人間牧場10周年の進め方について、大いに議論を深めました。これから半年税務関係の仕事で身動きが取れない松本さんに替わって、清水さんと浜田さんが細々を引き継いで作業に当ることや、具体的な進め方について、昨日の議論で大枠が固まり動き出した感じです。私も今回はそれなりにねじり鉢巻に腕まくりしなければならないようです。昨日は妻が夕方仕事で留守だったため、途中若嫁が温かいお茶を差し入れてくれました。
そのうち仕事から帰った妻が、釜揚げうどんを作ってくれ、囲炉裏にかけてみんなで夕餉の膳を囲みました。このうどんは本場うどん県高松の溝渕さんが送ってくれていたもので、フーフーいいながらみんなで美味しくいただきました。わが家へはこのように昔からしょっちゅう来客がやって来ます。その度に妻は笑顔で来客を向かえ、ご馳走ほどではありませんが、ささやかな食事を作ったりして歓待してくれるのです。私が今日こうして仲間と楽しい活動ができるのは、家族の援助だと感謝しています。昨日は親類からいただいたばかりのハギの刺身や、おでんも出してくれて、みんな大喜びでした。囲炉裏を囲んでの語らいはどこか温かく楽しいものです。煙会所を造って早くも40年の年月が流れましたが、私にとって煙会所はゲストハウスであると同時に、心のオアシスでもあるのです。
「久方に 友が4~5人 集まって 囲炉裏を囲み 話も弾む」
「赤々と 燃える竹炭 勢いを 増して手と顔 温めてくれて」
「釜揚げの うどん割り箸 つまみ出す あちらこちらで フーフーツルツル」
「ありがたや 妻の歓待 ホッとする また来るからと 友闇夜消え」