○息子家族の不在
同居している長男が職場の研修旅行(本当はどうだか?)に、この週末韓国へ出かけたので、息子嫁は孫二人を連れて出里の松前町へ2泊3日で行ってしまいました。日ごろは朝6時過ぎに起きて、夜8時に寝るまで、何かと賑やかな孫たちがいないと、家の中が静まり返って、何となく落ち着かないから不思議です。
昨日の夜は妻は仕事、私は友人のお母さんの通夜式に参列したため、二人が自宅へ相次いで帰ったのは夜8時過ぎでした。昨日は昼間講演のダブルヘッターだったし通夜式への出席のこともあって、孫たちがいないことをすっかり忘れていて、自宅へ帰るといつものように「ただいま、今帰ったよ!」と声をかけると家の中から妻が、「そんなに大きな声を出さなくても、帰ったことは分かります」と玄関先へ迎えに出てきました。そして「希心君も奏心君も里へ行って留守でしょうが!」といわれて、初めて我に帰り「そうだった」と、唖然としてしまいました。
昨日は孫たちが留守なのでお風呂も夫婦同浴とばかりに二人で入りました。わが家では余程のことがない限り毎日お風呂を沸かし、入浴するため昨日の湯上りのお湯は二人だけだと汚れもせず、いつもは風呂上りに湯栓を抜いて掃除をするのですが、何か勿体ない気がして、テレビを見終えて就寝する前に妻は、「勿体ないから」と、もう一度風呂に入っていたようです。
孫がいないといつもと勝手が違って、家の中はまるで灯が消えようです。息子も嫁も孫二人も帰りは明日日曜日の夕方だと聞いていますが、親父も息子嫁の車がなかったり、孫の声が聞こえないので、「何処かへ行ったのか?」と心配して聞きに来る有様です。親父は息子も息子嫁も孫までもいないので、親子喧嘩でもして家を出て行ったのではと心配したのかも知れません。
今朝は自分が郵便ポストまで新聞を取りに行きました。普段は孫たちが「僕のお仕事」といって、私の食卓へ新聞を持ってきてくれるのですが、どうも勝手が違って、新聞の読み方まで何処かしっくり来ないのです。今夕はその寂しさを紛らわせるように、娘が友人と食事会があるとかで、孫尚樹を預かって欲しいと依頼があり、夕方妻と二人で道後のマンションまで迎えに行きました。お兄ちゃんの朋樹はサッカーの練習があるとかで来れなくて、直樹を連れて夜8時半ころにわが家へ連れて帰りましたが、ところが肝心の尚樹は昼間遊び疲れたのか、松前付近でチャイルドシートに乗ったまま寝てしまい、自宅に帰ると私たちの蒲団に寝かせて、夢の世界を旅しているようです。今晩は孫尚樹と二人で寝ることになりそうです。