○第2回地域教育実践交流会①
えひめ地域政策研究センターの松本さんが、「土曜日の午前10時わが家で」という迎えの時間を守ってわが家へやってきたのは昨日の10時5分前でした。松本さん車に荷物と私が乗り込み、約1時間離れた国立大洲青少年交流の家へ向かいました。夜来の雨も上がって穏やかな秋の日差しの中を海岸線や肱川沿いの道を走りましたが、途中にある紅葉の名所白滝の山々は紅葉が少し紅葉してきたようで、週末の観光客を当て込んでか、あちらこちらに駐車場の看板が立てられていました。
大洲青少年交流の家の入口にはメタセコイアやカラ松の木々がありますが、端正な姿で紅葉が始まって秋の風情を感じさせてくれました。見慣れた光景の青少年の家に入ると、これまt見慣れた職員が愛想よく笑顔で迎えてくれました。思えば何度この施設を訪ねたのだろうと、30年を超えた施設での思い出が蘇ってきました。
所長さんはこの日の講師である松下倶子先生を飛行場までお迎えに行ったらしく、あいにく留守でしたが、所長室に案内され早く到着していた讃岐先生やスタッフの方々とお茶を飲みながら親しく懇談しながら束の間の時間を楽しみました。話題の中心は何と言っても政権交代による仕分け作業の動向で、関係者は心配や不安の声をあげながら関係筋や新聞で読みとる情報の分析をしていました。
やがて先発の事務局関係者が揃いそれぞれの仕事が動き始めたので、とりあえず昼食を食べながらそれぞれの分野で打ち合わせを行いました。
そのうち後発の松下先生も東京から到着し、世話人代表の讃岐先生のあいさつを兼ねたオリエンテーションで集会は始まりました。先生は風呂敷・おでん・納豆と、「結んで開いて」の歌を引用され、分り易くこの集会の意味と構成を話されました。講演は淑徳大学学園長松下倶子先生でした。先生は30年も前私と総理府派遣青年の船でアメリカやメキシコへ一緒に行った間柄なので、私が口をつき確約を得た方なので、嬉しい出会いでした。「私の側道50年」は「人の生きる道には、生活を支えるために働く『本道』と、ボランティア活動や趣味活動のように、報酬を期待しないけれど自発的に続ける『測度道』があるのではないかと思う」という話しから始まり、「大切なことは『若い時』とあこがれのリーダー』」について、とてもいいお話でした。
今回で2回目を迎えた地域教育実践交流集会は、昨年私と坂井先生の二人が卓話をやっていい反応を得ていました。今年の今年の役割は講演の後のアトラクションになっていました。アトラクションといえば何か大掛かりなことをイメージするのでしょうが、1部はトーンチャイムの演奏、2部は私が指導するアイスブレイクみたいなレクリェーションなのです。
私はインスピレーション、つまりその場でとっさに思いつくことで行動する悪い癖があるので、別に綿密な準備をすることもなく望みました。でも何か準備をしようと妻に相談して、自宅にあるハチミツ、サツマイモ、ジャガイモ、ごっくん馬路村、オレンジジュースを箱に詰めて持参しました。そして電子ホイッスルを交流の家でお借りし、昔取った杵柄とでもいう幾つかのレクを組み合わせてワイワイガヤガヤやりました。商品が当たるだけにこれが結構受けてあっという間に持ち時間の30分は大いに盛りあがって終わりました。
その後18の分散会が持たれ夕方まで熱心な議論が行われました。
(フロンティアグループの大野事務局長が発表した16班の分散会)
「早いもの あれから一年 過ぎ去って 再び出会う 懐かしお顔」
「講演の 依頼の電話 あなたなら 仕方がないと 快諾嬉し」
「今回も やってしまった いい加減 それでもどうにか つじつま合って」
「