○茨城県桜川市からのお客様
昨日は梅雨明け前の気まぐれな天気で、一日中雷がゴロゴロ鳴ったり、激しい雨が短い時間何度も降るなど、まさに気まぐれでした。連休で遊びに来ていた孫たちの中には尚樹2歳と希心1歳の孫がいて、雷を聞いただけで泣き出したりするのです。私の孫とは思えない反応に、こちら大人たちは大笑いしましたが、さすがに奏心0歳と朋樹6歳は太っ腹で、生後2か月の奏心は雷の音などにはビクともせず、スヤスヤと揺り籠で寝ていました。小学校1年の朋樹は雷などへっちゃらで、「へそを取られる~」などとおどけて見せて、尚樹と希心が雷の音で泣くのが可笑しくて仕方がないようでした。
雷は自然現象なのでしょうが、それにしてもこの雷を聞いてフランクリンという人は雷雨中にタコを上げ、雷と電気が同じものであることに気がつくのですから世の中には偉い人がいるものです。私も子どもも孫4人も雷を聞いて、泣いたり笑ったりするだけで何も感じないのは、やはりわが家が凡人家系なのだと納得するのです。
この雨の中でも人間牧場へやって来る人がいます。一昨日は下灘のみなと祭りで、このようなイベントにやって来ると決まったように「ついでに人間牧場を訪ねたい」と飛び入りで電話がかかってくるのです。その都度対応に追われますが、一昨日はアポも取らずに気まぐれにやって来る人が何人かいましたが、昨日も連休で移動中雨に遭い、双海町を通過中の雨宿りのついでに連絡があって雨の中を案内しましたが、夕方には山道ゆえに少々危険と言って断りました。
そんな中でも今月は珍しい遠来の客が沢山訪れています。7月16日には茨城県桜川市の鈴木謙一さんが仲間とともにやって来ました。この日は愛媛大学のフィールドワークの授業があって、隣町の中山町へ学生たちを連れて現地研修に出かけていて、待ち合わせの4時にぎりぎりセーフで、シーサイド公園に10分前に到着です。相手の鈴木さんも室戸、四万十川、宇和島と旅を続けての出会いだったため、4時ジャストの到着となりました。
この日は前日の土砂降りではなかったものの曇り空で、自慢の瀬戸内海の眺望はプレゼントできませんでしたが、それでも墨絵を見ているような幻想的な島々の眺望に二人は満足していました。
ところで桜川市といわれても一体茨城県のどこにあるのか、さっぱり見当がつきません。地図で調べると水戸と小山のちょうど中間点にああるようですが、失礼ながら四国に住む私たちにとっては余り馴染みのない名前のようです。岩瀬町、真壁町、大和村の3町村が合併してできた新しい市名なのですが人口は5万人程度のようです。今回の鈴木さんの来訪も、私に講演の依頼があるようでしたが、詳しい話はメールのやり取りでしようと約束し、シーサイド公園やわが家の煙会所などを足早に見学し、宿泊先である松山へ向かわれたようです。期待していた自慢の夕日も梅雨空のため見せることができず、ただただ残念でした。でも梅雨の時期に雨に遭わなかっただけでも幸せと思えば、鈴木さんたちの旅もラッキーかも知れません。
梅雨明け間近を思わせる雷雨に一喜一憂しながら、今日も秋田県から一組の人が人間牧場へやってくる予定です。多分桜川市の鈴木さんたちのように瀬戸内の眺望は楽しめないと思います。外は今朝から小降りの雨が降っています。早く梅雨が明けてほしいと願っていますが、梅雨が明ければ本格的な夏の暑さが待っています。今年も早くも半分が過ぎて折り返してしまいました。「そんなに急いでどこへ行く」と思いつつ少し焦りを感じる今日この頃です。
「遠来の 友は来るけど 雨模様 自慢の夕日 隠れたままで」
「今日もまた 秋田県から やって来る 雨もまたよし 思うは自分」
「雷に 一喜一憂 する孫に 一喜一憂 つられる爺」
「ゴロゴロを 聞いて孫たち ヘソ隠す 無邪気なもんだ 平和ですなあ」
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若松さんのブログで我々の訪問をご紹介いただき嬉しく思います。
その節は本当にお世話になりました。
若松さんの話を聞いて以来、夕日のまちに行きたいと強く思うようになりやっと実現できました。
残念ながら美しい夕日を見ることはできませんでしたが、瀬戸内の海は優しく迎えくれました。
おかげさまで、私たちは心で立ち止まる夕日を感じることができました。
お忙しい中、時間を割いていただいた若松さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
また必ず夕日を見に行きます。