shin-1さんの日記

○わが家の菜園で獲れたトウモロコシ

 今年は梅雨の明けるのが例年より10日以上も早く、雨の日を天気が悪いと嘆く人にとってはお天気が良く、真夏日や猛暑日が続いて、うだるような暑い日が毎日続いています。これほど雨が降らず照り付けると農作物の立ち枯れや、飲料水を心配しなければならなくなりそうです。わが家の菜園も元気だったナスやキューリの茎が弱り始め、収穫がゼロに近いほど落ち込んでしまいました。親父は毎日井戸からポンプで汲み上げた水をナスやキューリにやっていますが、これこそ焼け石に水の状態なのです。

 今日は大気の状態が不安定でにわか雨が降るかも知れないと、天気予報でいっていましたが、朝起きて空を見上げた限りでは雨の心配など全くない一面青空の状態でした。ところがどうでしょう。昼頃人間牧場で草刈りをしていると、一天にわかにかき曇り、かなり激しい雨が降り出しました。人間牧場にやって来た息子は「滅多にしない草刈りなどをするから雨が降るのだ」と笑っていましたが、私にとっては恵みの雨で、雨が降ることをよい事に早々に草刈りを切り上げ、人間牧場を後にしました。それでも草刈機の油タンクが空になるほど刈ったので、刈り残していた草は全て刈れたので満足しています。

 家に帰ると親父が降る雨を見ながら大喜びをしていました。このところ朝夕の水遣りが嫌になっていたこともあって、今晩は水遣りをしなくて済むのですから、私の草刈りと同じように、少ない量ながら恵みの雨に感謝しています。



 先日菜園のトウモロコシを初収穫しました。最近の日照りで、勢いよく伸びていたトウモロコシも何本かは枯れてしまいましたが、それでも一本の茎に1~2本のトウモロコシが付いて、そこから白髭が出ていましたが、最近になって白髭が茶褐色から黒くなり始めました。わが家で植えているトウモロコシはスイートコーンなので、多分食べ頃だと親父が言うものですから、試しに5本ほど収穫してみましたが、どれも虫に喰われることもなく立派に実入りしていました。早速取れたてのトウモロコシの皮を剥き、髭を取って大きな鍋の中に水を張って火にかけ、トウモロコシを入れて湯がきました。塩を一つまみ入れて20分くらい茹でたのでしょうか、お湯を捨てて取り出すと美味しい茹トウモロコシが出来上がりました。トウモロコシは茹で立てをかぶりつくのが一番、少々お行儀が悪い感じもしますが、誰も見ていないので、妻と二人で美味しい美味しいといいながら食べました。初物なので仏壇に備え、親父の隠居へも妻が一本持って行きました。

 かなりの量を植えているので、日照りの状態にもよりますが、これから10日間くらいは毎日トウモロコシの取れたてを食べれると思うと、何となく嬉しい気持ちになるのです。

 私たちがこどものころはのトウモロコシは焼いて食べるのが主流で、スイートコーンなど不味いと思っていましたが、歯状の悪い年代になると焼きトウモロコシより茹でトウモロコシの方がはるかに食べやすいのです。昔は風呂を沸かした残り火でトウモロコシを焼いて食べるのは晩夏から初秋でしたが、スイートコーンは夏の食べ物としてすっかり定着したようです。親父の水やりのお陰で、また親父が虫が入らないように一度軽めの消毒をしたため、美味しいスイートコーンを食べることが出来るのです。親父に感謝しながら今日もご相伴に預かります。

  「獲れたての コーン塩茹で 味一級 安心安全 これが一番」

  「子ども頃 風呂の残り火 利用して 焼いたとうきび 今も忘れじ」

  「食べ頃と 思う今頃 見計らい ハクビシンなど 来ぬよう網を」

  「行儀よく 並んだコーンに かぶりつく 行儀悪いが これが一番」








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