○1+1+1=9
この足し算の意味が分かる人いますか?。小学校で習う算数の本当の答えは1+1+1=3であることは誰でも知っているのですが、何とこれは橋の実験で使う構造計算なのです。そういわれてもまだ私たち凡人にこの計算式は飲み込めないのです。
川を挟んで一本の板を橋に架けます。例えばその橋板は60キロの人が通れる強度だと思ってください。次にその橋の上にもう一枚同じような板を重ねるとその橋の上は60キロの人が3人乗れるような強度に3倍加し、同じような板をもう一枚加えると60キロの人が9人乗ってもその重量に耐えれるというのです。本当かな?と思う人は確かめたら面白いと思うのですが、こんな計算があるなんて知りませんでした。
同じような計算は幾らでもあります。例えば先日人間牧場で古い瓦を水平線の家の敷地に犬走りとして埋める作業をしましたが、隣のおじさんが手助け手伝いをしてくれた時の仕事量は1+1=2ではなく1+1=3の仕事量となりました。つまり普通1人だと3時間かかる仕事が3、分の1の僅か1時間で出来たのです。理系でない私にこれ以上の説明は不可能ですが、世の中には不思議なプラスアルファー効果があるのではないかと思えることがいっぱいあるようです。
私たち夫婦には4人の子どもがいます。1人の子どもを生み育てて教育をし、世の中に送り出すためには1千万円を超える費用が要るのだそうですが、じゃあ1人1千万円とした場合、わが家では1×1千万円=4千万円という計算になります。近所に子どもに恵まれない夫婦がいます。不妊治療の甲斐もなく子どもはいません。その夫婦はお金が私の家より4千万円残ったかと聞くと、そんな金はないと言うのです。私の家でも仮に子どもの数が半分の2人だったとしても2千万円は残らなかったでしょう。
人間は知恵の動物です。妻の子育てややりくりを見て、改めて知恵で物事をプラスアルファーに変える力の大きさに驚くのです。
私だって人間牧場の建築のための費用はこの10年間、妻に内緒でコツコツ貯めてきました。夫婦間の秘密がないことが夫婦円満のコツといわれますが、私は秘密にしました。でも私たち夫婦は円満で人間牧場の水平線の家もプラスアルファーとして出来たのです。
「算数の1+1は2だけれど私の計算5にも6にも」
「コツコツと1+1を繰り返すそのうち大きな夢家叶って」