人間牧場

〇嬉しいミツバチの入居

 この2~3日、急に気温が上がり、日中は全国各地で気温が上がり、初夏を通り越して30度を越す真夏日になったようです。今年は朝のウォーキング途中、冷んやりする日が続いていて、キンリョウヘンの力を借りても蜜蜂が殆ど動かず、今年はもう駄目かも知れないと思いつつ、昨年も6月2日に4号巣箱に入居したことが予定表に記録されているので、ある部分期待をしながらヤキモキしていました。

入居を始めたミツバチたち

 2~3日前から斥候蜂が2~3匹、巣の入口付近でウロチョロするようになっていましたが、昨日の夕方人間牧場での研修を終えて帰宅すると、私の代役で妻と一緒に親類の法事に出かけて一足先に帰っていた息子が、「お父さん、蜜蜂が2~3箱に入居したかも知れない」と、嬉しそうに話ながら巣箱へ案内してくれました。見ると巣箱の入口にかなりの数の蜜蜂がたむろし、何匹は蜜集めの働き蜂が飛び始めていました。

 諦めていただけに嬉しいミツバチの入居です。まだ蜜源となるミカンの花も少し残って咲いているようなので、天気が安定しているようなこの一週間で、しっかり定着して欲しいと願っています。私は巣箱の世話、息子は私が採集した蜂蜜の精製と、親子でそれぞれの担当をしていますが、趣味で養蜂を始めて6年になり、お互いがお互いの役割をしっかりと認識してやっています。ミツバチが私たち親子の絆をより強くしてくれているようです。何はともあれ嬉しいミツバチの入居でした。

  「ミツバチが 巣箱に入居 したようと 息子嬉しい 一報伝え」

  「このところ 気温が上がり ミツバチも やっとお目覚め 入居確認」

  「ミツバチの 世話は私の 役割で 息子精製 それぞれ分担」

  「ああ今日は いい日だったと 予定表 『入居』書き込み 来年参考」 

 

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人間牧場

〇自家用車のリーコール修理

 私の乗っている自家用車はトヨタカローラアクシオです。もう9年間も私の足として、西に東に北に南にと主に中四国・九州を走り、大活躍といったところすが、昨年の車検頃世間を騒がせた、エアバッグに不具合が見つかったので、「無償で修理します」という一枚のリコール通知が届いていました。

リコール修理の終ったツバメと同居のわが愛車

 早速車検と同時に修理をしようとしましたが、あいにくリコール修理が込み合ったり部品調達が遅れて、延び延びになっていました。前日ディーラーの担当者から連絡が入り、早速昨日は講演に出かけた帰り道、午後2時の予約を取って出かけました。最近のディーラーさんのお店は、まるで喫茶店のようで、お絞りが出たり飲み物も出してくれ、修理にかかる30分ほどの時間を、モデル車を見学したりテレビを見たりして過しました。

 エアバッグの詳しいことは分りませんが、多分これで衝突してもエアバッグが作動して、一命を取り留めるものと思われ、ひとまず一安心となりました。私の車も一応目安として10年は乗ろうと心で決めていましたが、早いものでその目標年限が来年となり、そろそろわが人生最後の車を考えなければならない歳になりました。はてさて今度はどんな車に乗りましょうか?。少し不安憂鬱、少し楽しみといったところです。

  「エアバッグ 不具合リコール 通知来る 具合分らず 修理持ち込む」

  「ディーラーは まるで喫茶の 店のよう お茶を飲みつつ 新車見学」

  「十年間 乗ろうと決めて 乗っている そろそろ次の 車選びを」

  「生涯の 最後の車 なりそうな 雲行きゆえに 今度はしっかり」

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人間牧場

〇お~いお茶

 先日友人が奥さんに、「お~いお茶」と言ったら、ペットボトルに入った伊藤園の「お~いお茶」というお茶が出て来て、「えっ!!」とビックリ仰天驚いたそうです。わが家でも時々妻に、「お~いお茶」という言葉を言いますが、長年の習慣で私の意思が伝わって、急須で美味しいお茶を入れてくれます。最近はお湯がワンタッチ程度で直ぐに沸く優れものの瞬間湯沸かし器があるので、ヤカンに水を入れてガスで沸かすこともなく、とても便利になりました。

 いつの頃からでしょうか、会議に出席すると机の上に人数分のペットボトルが置かれるようになりました。ほんのつい最近までは、若い女性がコップに温かいお茶を入れて出してくれたものですが、若い女性にお茶入れを強要するのは男女差別だと言って、ペットボトルのお茶が瞬く間に普及し、街中の至る所に設置している自動販売機もお茶と水が主流になっているようです。

 はてさてペットボトルに入ったお茶は「安全だろうか?」と、時々会議をしながらペットボトルの蓋に記載した賞味期限の刻印数字に目をやるのです。普通自宅で麦茶を沸かして冷蔵庫で冷やしても、たかだか2~3日しか持ちませんが、滅菌殺菌してしているとはいいながら、ペットボトルのお茶は1ヶ月以上経っても腐らないのですから不思議です。またペットボトルに記載された栄養成分には、「100g当たりエネルギー0kcal、タンパク質0g、脂質0g、炭水化物0g、ナトリウム0g、カテキン40mg」と、0mgなのに、さもありそうに表示されているのです。

 日々の暮らしは随分楽になりましたが、毎月一回やって来るペットボトル回収日には。ラベルを剥がし、蓋を取ってビニール袋に入れ、回収場所へ持って行きますが、回収場所に出かけて驚くのはペットボトルの多さです。集められたペットボトルは再利用工場に運ばれて細かく粉砕され、また新しく生まれ変わるのでしょうが、暑い夏がやって来てペットボトルはまた大活躍をすることでしょう。

  「お~いお茶 妻に言ったら 本物?の ペットボトルの お茶が出てきた」

  「会議する 机の上に ズラズラと ペットボトルが 並ぶ常識」

  「何故だろう ペットボトルは 一ヶ月 経ってもお茶が 腐らぬ不思議」

  「0mg 内容量を ことさらに さもありそうに 書いてごまかす」 

 

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人間牧場

〇毎日夕日に癒されています

 私のタブレットに内蔵している「夕日の時刻表」によると、昨日も今日も日没の時間は19時22分です。昨日妻と2人で外の景色を眺めながら夕食を食べていると、庭に植えた花にまるでスポットライトが当たったように、急に明るくなりました。どうやら夕日が差し込んだようでした。

スポットライトのように・・・
裏庭から見える青島と夕日
東屋から見える夕日
窓越しに煙会所の囲炉裏に差し込む夕日

 食事を止めてデジカメを持って外に出ました。綺麗な夕日が見えました。スポットライトを浴びた花と、裏庭に登って夕日、煙会所の囲炉裏に差し込む夕日、それに東屋から見える夕日と、それぞれ趣きある夕日を撮ってみましたが、居ながらにしてわが家から夕日が見える幸せを噛みしめました。

 このところ朝晩は北風が吹いて、日陰や室内では多少肌寒さを感じていましたが、ここにきてやっと天気も安定し、気温が上がり始めました。友人たちにも「日本一」と自認している自慢の夕日を見せてあげたい心境です。

 

「この夕日 昨日も今日も 癒される 手合わせ祈る 今は亡き人」

「居ながらに 家から見える 幸せを 噛みしめながら いいねいいねと」

「また明日 朝日になって 出ておいで のんびりゆるり 一緒に休もう」

「気がつけば 朝日夕日も 皆同じ 太陽ですね 活かされ生きる」 

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人間牧場

〇野イチゴ

 今週末20日・21日の両日、愛媛大学共創学部の社会人学生さんが人間牧場とわが家へ研修にやって来る予定なので、とりあえず人間牧場の掃除に出かけました。会場となる水平線の家はこのところ足繁く使っていたので、食器を片付けたり掃除機をかけたり、またトイレの掃除をして、ひとまずお客さんを迎える準備が整いました。

野に咲く名前も知らない花木

 本当はウッドデッキの落ち葉も履き清めたかったのですが、風が吹くと元の木阿弥となるので、当日の朝早く出かけて掃除しようと思っています。ウッドデッキ下のアジサイの花芽も随分膨らんで来ました。またロケーション風呂近くのスモモの実も随分大きくなって、収獲が楽しみです。今まで気付きませんでしたが、何という花木かは分りませんが、シイタケホダ場の周辺に舎羅双樹のような花が満開になっているのを見つけました。

 周辺には野イチゴが至る所に見えたので、とりあえず子どものころに覚えている、ツワブキの葉っぱを丸くして小枝で止めて容器を作り、野イチゴを取って入れてみました。野趣溢れる思いつきに、野イチゴを頬張ると、何ともいえない甘い味と香りが口の中に広がり、思わず心が和みました。人間牧場界隈の野山はもう初夏の装いです。

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人間牧場

〇講演・講義の打ち合わせ

 役場を退職してからこの12年間、全国各地へ講演や講義、パネラーや司会などで出かけてきましたが、その連絡は電話よりむしろ、メールのやり取りが圧倒的に多く、苦手なパソコンを使って何とか対応してきたものの、添付資料が開かなかったり、送ったはずの資料が届いていなかって恥をかいたことも何度かありました。

愛大の笠松先生と山藤先生
松前町の和田先生

 最近は流石に遠い地方へ足を運ぶ機会は少なくなりましたが、その分県内の各地に足を運んで、相変わらず楽しいお喋りをしています。また人間牧場への来往者も増えて、その都度軽四トラックに乗って出かけ、対応に余念がありませんが、それらの打ち合わせのためやって来る人の対応は、わが家のゲストハウスか煙会所です。

 昨日は午前中だけでも9時から愛大の笠松先生、山藤先生、10時30分から松前町の和田先生、11時30分から大洲の加藤さんと相次いで見えられ、それぞれを煙会所に案内して個別の打ち合わせを行ないましたが、午後は遠来の友人が突然やって来て、夕方には子ども体験塾の相談に公民館の隅田主事さんも見えられるなど、居ながらにして混んだスケジュールでした。

 この2~3日、パソコンに入れているはずの資料が見当たらず、また書棚に置いているはずの資料も見つからず、あっちこっち探してみたものの行き方知れずとなり、右往左往しました。パソコンのデーターをバックアップしながらこの30年間、凄い量の原稿を書いたものだと感心しながら、はてさてこれらの資料の行方はどうなるのだろうと思ったりしましたが、残念ながら電子ゴミの運命を辿るようで、少し寂しい気がしました。

  「午前午後 相次ぎわが家 やって来る 人に対応 煙会所にて」

  「あるはずの 資料何処にも 見当たらず 記憶装置が 傷んだ証拠」

  「パソコンに 収めた原稿 数知れず よくも書いたと あらため驚く」

  「原稿も やがて間もなく 電子ゴミ 自分だけしか 価値が分らず」

 

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人間牧場

〇嫌な臭いの花

 人間牧場の細くて狭い段々畑を耕して、コンニャク芋の栽培をしています。子どもたちと一緒にコンニャクを作って食べていますが、私はコンニャク芋を栽培したりコンニャク作りをしているのに、何故かコンニャクが大嫌いなのです。多分子どものころばあちゃんが木灰のアクを、コンニャクの凝固材に使っていたのを見て、汚らしいと思ったからのようで、それ以来コンニャクが嫌いになりました。

何とも奇妙なコンニャク芋の花

 コンニャク芋は親指大の小さな種芋を植えてから、両手を丸くしたほどの大きさに育てるのには、4~5年はかかる面倒くさい作物で、手間がかかって仕方がないのですが、最初園芸店で買った20個の小さな種芋が縁で止めるに止められず、未だに掘ったり耕したり植え替えたりを繰り返しているのです。今年も少し難儀をして植え替えましたが、最近になってコンニャク芋に花が咲き始めました。

 最初この花を見た時は、「なんだこりゃあ~」と驚いたものです。今ではすっかり馴れてきましたが、コンニャク芋の花の匂いは、何ともいえない癖のある臭いで、あの悪態の限りを尽くすイノシシさえも見向きもしない理由が良く分るのです。花の殆どは「におい=匂い」で表現しますが、コンニャク芋の花は「におい=臭い」、つまり臭いのです。私もコンニャク芋の花のような鼻つまみな人間にはなりたくないものです。

  「コンニャクの 花は何とも 奇妙です 匂いも臭く イノシシ敬遠」

  「コンニャクを 芋から育て 早5年 今では立派 大きな芋が」

  「コンニャクの 花のようには なりたくない しっかりせねば 鼻をつままれ」

  「コンニャクが 嫌いな私 芋作る 理解苦しむ? 妻のご指摘」 

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人間牧場

〇カエルの鳴き声

 俳句の季語で田植えは確か6月のはずでしたが、最近は田植えが段々早くなり、早場米などは4月下旬に植えている所も見られるようです。早ければ新米を高く売れる算段も、台風が来る前に稲刈りを終えたいという農家の願いも理解できますが、わが家の近くではゴールデンウィークに準備をして、今頃植えている人が多いようです。

水瓶の上で鳴くカエル

 田圃に水が張られると、あちこちでカエルが一斉に鳴き始め、辺りが随分賑やかになります。わが家も下の田圃に水が張られるこの頃になると、カエルが家のガラス戸にへばりついているのをよく見かけます。孫たちは面白がってガラス戸の内から、カエルとにらめっこしたり、時にはカエルの腹をこそばかしたりしながら、ユーモアたっぷりに遊んでいるようです。

 昨日の夕方家の玄関先で一際大きな声でカエルの鳴き声がしました。玄関先に大きな瓶を置いてメダカを飼っていますが、その瓶の上に座り込んで、口の袋を目いっぱい膨らませて鳴いていました。何とまあユーモラスな姿でしょうか。思わずその姿に釘付けになり、座り込んで観察を続けました。カエルは私のこともカメラの存在にも臆することなく、約10分ほど鳴き続けていました。

  「田植え時期 カエル沢山 お目見えし ガラス戸あちこち へばりついてる」

  「孫たちも ガラス戸内から あれやこれ カエル相手に お遊び楽し」

  「玄関の 瓶に座って 鳴くカエル 口の袋は ユーモラスです」

  「あのカエル 冬の間は 何処にいた? 間もなく水辺 オタマジャクシが」 

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人間牧場

〇北海道から届いた美味しい贈り物

 数日前、北海道に住む鵡川町の菅原さんからアスパラが、佐呂間町の船木さんから毛ガニが、それぞれ相次いで今年も届き、家族は大いに喜んでその味を堪能しました。いつものことながらお裾分けの恩恵にあずかる若嫁が、「お父さん、は色々な珍しい物が全国から沢山届き、嬉しいね」と、ニコニコしながらお礼を言いました。

北海道佐呂間町から届いた毛ガニ
北海道鵡川町から届いたアスパラ

 私は無骨者でカニや海老といった面倒くさいものは余り好きではありませんが、そのことを知っている妻は、今回も船木さんが送ってくれた立派な毛カニを塩茹でして、キッチンハサミを使って身を取り出して、食べさせてくれました。また若嫁は取り出した身を使ってカニコロッケを作ったようで、私たち夫婦にもお裾分けのお裾分けをいただきました。

 ムカワ竜と名付けられた恐竜化石で最近注目を集めている、鵡川町の菅原さんが送ってくれたアスパラは、見たこともないような大筆ほどもある立派な新芽で、これもサッとお湯をくぐらせて濃い緑色のアスパラを、ゴマダレやマヨネーズで食べるとこれまた絶品で、食が大いに進みました。私の友人は長年のまちづくり活動によって全国にいて、今も心を許して交遊を続けています。さて今年は甘夏柑の美味しい季節になりました。早速摘み取って送りましょう。

  「北海道 毛ガニ・アスパラ 次々と 届き毎日 嬉しくいただく」

  「カニ類は 面倒くさいと 思うけど キッチンハサミで 妻は起用に」

  「まるで筆 太いアスパラ 軽く茹で ゴマダレ・マヨで 至福夕食」

  「貰い物 同居若嫁 お裾分け 別の料理に 見事変身」

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人間牧場

〇野生ハーブのペパーミント

 昨日家庭菜園の草刈りをしていて、横の土手の木陰で甘夏柑を食べながら一休みしていると、雑草の中にペパーミントのような葉っぱを見つけました。ハーブの一種だということは知っていますが、植えもしないのにこんな場所に何故あるのだろう?と不思議に思い、葉っぱを一枚摘み取り手で揉んで鼻に当てると、何ともいえない爽やかなペパーミントの香りが漂ってきました。

雑草の中で見つけたペパーミント

 早速ミントだけを残し周辺の雑草を手でむしり取ってやりました。多分小鳥が啄ばんで糞と一緒に落とされて発芽したこぼれ種だと思われますが、ペパーミントはお茶に浮かせたり、肉料理に添えたりするとお茶や料理が引き立つので、今後草刈りの時刈り払いせぬよう、注意をして育ててみたいと思っていますが、植えないのに育ち、植えると育ちにくい自然ゆえどうなることやらで半信半疑です。

 昨年北海道北見に住む市川恵子さんから、沢山のハーブ茶を送ってもらいました。コーヒーを呑まない私ゆえ、紅茶やハーブティは大好きで時々味わっていますが、市川さんが送ってくれたハーブ茶の中にも、ペパーミントはありました。私は無骨者ゆえ香りなどには程遠い人間ですが、せめて日々の暮らしに香りを楽しむようなゆとりを持ちたいと思い、折角見つけた野性?のペパーミントの行方を気にしています。

  「草刈りの 途中道端 腰下ろし 休憩中に ハーブ見つける」

  「葉を一枚 揉んで鼻先 近づける 爽やかミント いい香りです」

  「植えもせず 生えたミントは 育つのに 植えた野菜は 中々育たず」

  [生来の 無骨がゆえに 香りなど 似合わぬ男 だがこれからは」

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