人間牧場

〇野生ハーブのペパーミント

 昨日家庭菜園の草刈りをしていて、横の土手の木陰で甘夏柑を食べながら一休みしていると、雑草の中にペパーミントのような葉っぱを見つけました。ハーブの一種だということは知っていますが、植えもしないのにこんな場所に何故あるのだろう?と不思議に思い、葉っぱを一枚摘み取り手で揉んで鼻に当てると、何ともいえない爽やかなペパーミントの香りが漂ってきました。

雑草の中で見つけたペパーミント

 早速ミントだけを残し周辺の雑草を手でむしり取ってやりました。多分小鳥が啄ばんで糞と一緒に落とされて発芽したこぼれ種だと思われますが、ペパーミントはお茶に浮かせたり、肉料理に添えたりするとお茶や料理が引き立つので、今後草刈りの時刈り払いせぬよう、注意をして育ててみたいと思っていますが、植えないのに育ち、植えると育ちにくい自然ゆえどうなることやらで半信半疑です。

 昨年北海道北見に住む市川恵子さんから、沢山のハーブ茶を送ってもらいました。コーヒーを呑まない私ゆえ、紅茶やハーブティは大好きで時々味わっていますが、市川さんが送ってくれたハーブ茶の中にも、ペパーミントはありました。私は無骨者ゆえ香りなどには程遠い人間ですが、せめて日々の暮らしに香りを楽しむようなゆとりを持ちたいと思い、折角見つけた野性?のペパーミントの行方を気にしています。

  「草刈りの 途中道端 腰下ろし 休憩中に ハーブ見つける」

  「葉を一枚 揉んで鼻先 近づける 爽やかミント いい香りです」

  「植えもせず 生えたミントは 育つのに 植えた野菜は 中々育たず」

  [生来の 無骨がゆえに 香りなど 似合わぬ男 だがこれからは」

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