人間牧場

〇猿出没を目撃した妻の驚き

 一昨日の朝、わが家でちょっとしたハプニングがありました。金曜日はゴミ出しとペットボトル回収の日でした。私は妻が用意したゴミ袋に入れたゴミを一輪車に積んで少し離れた県道へ、妻は地域事務所裏の回収場所へ軽四に積んで出かけるため、家の入口斜面下の道に出ると、いきなり大きな猿がこちらを見ながらのっそりと歩き、目の前を悠然と通り過ぎたそうです。

妻の目撃を基に作った似顔絵

 思わぬハプニングに妻は腰を抜かすほどの驚きだったそうで、ペットボトル回収場所で出会った区長さんにそのことを報告したようで、その後区長さんを通じて市役所に連絡したり、集落内の有線放送で猿出没につき注意の放送がされたようでした。私たちの地域ではイノシシ、ハクビシン、カラスといった有害鳥獣は驚くに足らない日常的な嘆きのニュースですが、猿出没は余り聞かない話題なのです。

 猿は知恵者で学習能力が高いため、もし空中戦と地上戦が得意な猿がこのまま居座るようなことになれば、農作物の被害はさらに拡大するかも知れないと一瞬思いました。北陸地方ではクマの出没や人を襲い大怪我をした被害情報が連日のように報告されていて、目に見えぬところで起こっている自然界の変化を肌で感じるようになりました。妻の見たあの猿は今頃どこにいるのでしょうか?。願わくば元の群れに帰って山奥でひっそり暮らして欲しいと願っています。

「家の前 妻の目の前 悠然と 歩く猿見て 妻は驚く」

「腰抜かす ほどの驚き 武勇伝? 注意放送 身近な話題」

「あの猿が 出ないで欲しいと 皆思う この上被害 ないよう願う」

「猿話題 私も申年 人間も 元はと言えば お仲間ですやん」

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