人間牧場

〇子ども体験塾収穫祭(その1)

 今年は新型コロナウイルスの影響で、年輪塾の開講式の時に抱き合わせて毎年やるジャガイモ堀りとサツマイモの苗植えに塾生は参加せず、5月19日に伊方町瀬戸まで取りに行った苗をスタッフだけでやりました。したがってその後の草引きや草刈り、つる返しなどの維持管理も全てスタッフが請け負いました。

収穫祭に集まった子どもたち
芋掘り作業
芋掘り作業
サツマイモは大豊作でした

 それでも芋掘りだけは子どもたちの手でさせようと、2日前の先週土曜日に行いました。下灘コミセン前に集合した子どもたちは、全員コロナ対応のマスクを着用しながら元気に山道を登って人間牧場へやって来ました。早速前もってつる切りを行っていた芋畑に入り、手スコップで芋を掘り始めました。

 例年だと下手糞な子どもたちが植えるため余り出来が良くないのですが、今年はスタッフが丁寧に植えたからなのか、はたまた植えてからの長雨と夏の渇水の影響か、芋はいつになく大豊作で、20キロキャリーに軽く4杯、つまり60㎏ほども収穫し、しかもクズ芋がなく立派な芋を掘る度に、子どもの歓声が聞こえました。

 サツマイモの収穫が終わると子どもたちは一旦手を洗って、人間牧場から池久保向こう家集落の前を通る横撫の道を通り、奥西の豊田神社を経て、防災教室の会場となる廃校となっている旧下灘中学校まで歩きました。この道の案内は先日事前踏査している私と出海主事さんで、瀬戸内海の眺望を楽しんだり途中水分補給のためのの休憩や、豊田神社での一服などを経てほぼ時間通りに中学校跡地に到着しました。みんなが掘ったサツマイモは久保主事さんが車に積み込んで、歩く子どもたちを追い越し、下灘中学校跡地で焼き芋にするためスタッフが、濡れた新聞紙とアルミホイルでくるんで準備をしていました。

「苗植えも 草引き作業も コロナにて 出来ず子どもら 芋掘りだけで」

「植え方と 天候恵まれ 掘った芋 大豊作で 歓声こどます」

「瀬戸内の 眺望見ながら 別ルート 豊田神社の 境内参拝」

「道案内 事前踏査を したお陰 時間通りに 事が運んで」

 

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