人間牧場

〇姉の家の隠居家取り壊し工事始まる

 101歳まで生きた姉の義父が住んでいた隠居家は、この最近人が住まなくなったため痛みが激しく、このままだと通行人に怪我をさせてはいけないということで、思い切って壊すことにしました。材木商を営む従兄弟の口利きで、先日解体業者に来てもらい、私も立ち会って見積もりをしてもらいました。このほど見積もりが届き、早速契約して取り壊し工事が始まりました。

 隣の民家に近いので足場が組まれ、飛び散りを防ぐシートも張られ、近所へ迷惑をかけるためあいさつに伺いました。工事初日はあいにくの雨でしたがその分土分の埃も出ず、とりあえず昨日で屋根の瓦を剥いで運搬車に搬入する作業を終えたようでした。この家は元々双海町奥東の、かつて住んでいた場所から移築したものなので、年代は不祥ですが余り込み入った造りでもなく、木造2階建てながら、窓を外した姿は少し寂しく見えました。

 時折通る顔見知りの人が、「家を建てるのですか?」とか、「土地が売れたのですか?」などと聞きながら、作業様子を横目で見つつ足早に通りすがりました。私も心配になり朝夕のぞきに行っていますが、間もなく重機が入って土台などコンクリートなどが壊され新地になる予定です。解体工事前に貰って持ち帰った柱時計とテーブルも埃を落としたり、磨きをかけながら資料館に仮置きしています。それにしても家は建てても取り壊す工事をしてもお金がかかるものです。

「この4~5年 姉に頼まれ 病弱な 義兄に替り 草刈り手伝い」

「人住まぬ 家は空気が 淀むため 傷みが早く あちこちほころび」

「解体の 業者見積り してもらい 早速工事 足場とシート」

「屋根瓦 取ると何だか 寂しそう 家の運命 意外と短く」

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