人間牧場

〇いただいた「ぼけない5か条」のメモ紙

 昨日隣に住む叔母の家に久しぶりに立ち寄りました。散歩の途中に庭で草を引いている叔母の姿が目に留まり、声を掛けると「まあお茶でも入れるからお入りや」と誘われての談義です。叔母夫婦は傘の製造販売を長年やっていますが、最近は古布を使った粋なオンリーワンの高級な傘を考案し、そのことが受けてその道で話題となり、度々マスコミにも取り上げられていますが、夫婦揃って老域に達しつつあるため、そろそろ潮時と決めて、その道から足を洗おうとしているようで、お店の中も随分と片付きすっきりしているようでした。

 お茶を入れてもらいコタツに足を突っ込んで、近況や四方山話に花を咲かせました。叔母は親父の12人兄弟姉妹の11番目の妹ですが、妹の叔母ですら74歳ですから、いかに兄弟姉妹が歳を重ねているか推し量れるのです。話題はもっぱら親父を始め兄弟姉妹の話題が中心でした。既に鬼門に入っている兄弟姉妹もいますが、生きていても少々認知症が進んでいる兄弟姉妹もいて、自分の寄る年波とともに最近は、物覚えが悪くなったと嘆いていました。勿論私も例外ではなくその類で、認知症を防ぐにはどうしたらいいか教えて欲しいと言われました。

 私も最近人の名前を思い出す速度が鈍り始めました。街中で出会った人から「若松さんお元気ですか!!」と声をかけられても、「えっ?、誰だっけ?」ということがしょっちゅうです。勿論不特定多数の人の前で講演等をしている私が、全ての人を覚えること等できる訳がないので、相手の人には失礼ながら、適当に思い出しながら話していますが、今後講演等の依頼がなくなり人と出会う機会が少なくなると、益々人の顔と名前を思い出せなくなるきらいがあるのです。まあこれも歳をとった勲章だと、諦めて生きて行かねばならないようです。

 先日友人から頂いていた「ぼけない5か条」というA4四つ切の小さな紙切れをポケットに入れて持ち歩いていたので、その話をしてお暇しました。久しぶりに叔母と二人きりでのんびり話ができていい一日でした。帰り際叔母が、「ぼけない5か条はあんたの生き方みたいだね」と声を掛けてくれ、「あっはっは!!」と笑いながら納得しました。
   「ぼけない5か条」
  一、仲間がいて気持ちの若い人
  二、人の世話をよくし感謝のできる人
  三、ものをよく読みよく書く人
  四、よく笑い感動を忘れない人
  五、趣味の楽しみを持ち、旅の好きな人」

仲間からもらった「ぼけない5か条」

仲間からもらった「ぼけない5か条」

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