shin-1さんの日記

投稿者: | 2009年7月28日

○耕耘機を購入しました

 「耕耘機が故障した」と親父が言ってから一週間が過ぎました。このところ忙しい日々を過ごしてたため、すっかり忘れていました。息子の私に言ってもらちが明かないと思った親父は妻に「耕耘機が故障した」と言ったそうです。妻は「じいちゃん、わが家は近々車を買わなければならないのでそんな余裕はない」と答えたそうです。昨日の朝久しぶりに隠居へご機嫌伺いに行ったところ、「耕耘機が故障したので買い替えなければならない。わしが買うから農機具店に連れて行ってくれ」というのです。「今日は午前中お客さんが見えられるので午後にしよう」と相談がまとまりました。午前10時にわが家へやって来た来客が30分余りで返ったため、早速親父をトラックに乗せて伊予市の永井農機具店へ行きました。一度も訪ねたことのない店でしたが社長自らが対応していただき、様々な耕耘機の機種を見せてもらいました。小さなものは9万円ぐらいからありましたが、親父は25万円もするかなりグレードの高い耕耘機が気に入ったらしく商談が始まりました。色々な小道具類をつけて25万円で商談成立でした。出かける前に郵便局へ立ち寄って預金を引き出して行くよう親父は言っていましたが、「耕耘機を買ってからでもいい」と突っぱねていたので、親父にとっては不満のようでした。夕方4時に新しい耕耘機を納品し古い耕耘機を引き取って帰ることで話がまとまり、その時支払うことで親父は納得した様子でした。

若松進一ブログ
(古い耕耘機)

 親父は古いタイプの人間で、貧乏して育ったせいか借金をするのが大嫌いなようです。親父に頼まれて郵便局へ25万円を引き出しに行き、農機具屋さんの来るのを待ちました。もう20年近くも使ってきた愛着のある動かなくなった古い耕耘機を縄をつけて倉庫から引っ張り出し、玄関先に運び終わったころ新品の耕耘機を積んだトラックがやってきました。

若松進一ブログ

(新しい耕耘機)

 新しい耕耘機はデザインも取り扱いもシンプルで、安全という点では今までの耕耘機など比ではないほど進化していて、親父や私にでも容易に使えそうです。親父は農機具屋さんに、「これで息子の代は安心して畑が作れる」と、前の耕耘機を20年使った経験談をベースに話していました。わが家は母親がなくなる前から私の代なのに、未だに農機具を91歳の親父の懐を当てにしているのですからいい加減としか言いようがないのです。

 最初は私に耕耘機を買うよう考えていた親父は、「車を買うからそんな余裕はない」といった思わぬ妻の言葉によって当てが外れたのでしょうが、「まあいいか」と都合のいい割り切り方をしているのです。


 大洲市田処に住む亀本さんから貰って人間牧場へ置いている耕耘機もエンジンがかからないままになっています。農機具屋さんに出張修理を依頼したところ快諾していただいたので、近々に日程調整して直してもらおうと思っています。

 「金儲けしないですむ農業は楽しい」と常々いっていますが、それは設備投資せずにできる農業であって、耕耘機などに頼る農業は楽しいどころか思わぬ出費で首が回らなくなるのです。10年以上使っている草刈り機もそろそろ寿命のようで、昨日農機具屋さんで見た草刈り機は5万円程度もするようで、考えると頭の痛い農業です。「耕耘機と草刈り機を買うお金があったらどれほど贅沢しても野菜を買って食べれる」とは妻の弁です。確かに機械類は高いものですが、人間は道具を使う動物ですから、鎌や鍬に依存するような農業は仕事効率が悪いのです。耕耘機と草刈り機が忙しい私の仕事効率を上げてくれることは間違いありません。この際草刈り機も思い切って購入しようと心に決めた1日でした。


  「妻が言う 車買うから 余裕なし 何を思うか 親父決断」

  「農機具は 高いが仕事 はかどりて 俺の手助け 百人力だ」

  「新品の 耕耘機ゆえ 土汚す 惜しい気もして 倉庫に寝かす」

  「20年 持つと豪語の 耕耘機 親父手で撫で 愛おしそうに」  

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