shin-1さんの日記

投稿者: | 2009年7月23日

○畑の見張り番

 未だにどんな動物が食い荒らすのか現場を押さえていないので分りませんが、親父の言うのには「鳥のいたずら」のようです。せっかく手塩にかけて育てたトウモロコシを半分以上食い荒らされてしまいました。これまでにもハクビシンに食べられたりして悔しい思いをしていたので、今年こそはその被害から守ろうと、網を張ったりおどし用のテープやテグスを張って万全な備えをしていたのですが、トウモロコシが実るほどに被害が拡大しているのです。業を煮やした親父は近所で聞いてきた、カラスのおどしなるものを買ってきてほしいと私に頼みました。私は早速近所の種物会社へ行き、店主に相談したところ鷹のような風船を取り出して、「この鷹の効果は抜群だ」と吹聴するのです。この鷹はビニール風船や浮輪と同じ原理で、空気穴から空気を送り込むと漫画チックな鷹が出来上がるのです。1050円は少々高めですが、それでも背に腹は代えられず買い求めました。この風船は欠陥があるらしく、空気が漏れると言って返品する人もあるようで、その場で膨らませて納得づくで買ってほしいというので、その場で膨らませて車に積んで帰りました。

若松進一ブログ

 親父と二人でトウモロコシ畑の真ん中に細いロープを張り、その中央に鷹をくくりつけてみました。少し低空過ぎるので、親父は木材で上に押し上げるように工夫して立派に完成したのです。これで大丈夫と思っていると、あくる日に畑を見ると、鷹の空気が抜けていて威勢のいい鷹の姿は見られませんでした。親父はこれを欠陥商品だといい、交換してくるよう頼みましたが、私が忙しかったり、あいにく土日を挟んで種物会社が休みだったため、延び延びになっていました。

 鷹を降ろして種物会社へ行きました。店主は非を認めて交換すると言いながら、自分で空気を入れて店の外の水を張った桶の中に入れて、空気の抜け具合をテストしていましたが、あぶくが出る個所が見当たらず、もう一度使ってほしいと頼むので、仕方なく取って帰り同じようにつり下げました。

 今朝その姿を畑に出てみましたが、確かに前よりはましながら、羽は空気が抜けているようでし、威勢のいい姿はあまり感じられませんでした。このままだと毎日空気を追加せねばならず、返品するかどうか迷っているところです。


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 鳥の被害はトウモロコシばかりではありません。傍のトマトも食べられていました。鳥たちは毎日が私と同じサンデー毎日なので24時間監視することもできず、味をしめた鳥たちの襲撃は今も続いて親父の悩みの種となっているのです。種を蒔いて種を食べられ、できたものを食べられ、それが悩みの種になるとはおかしな話ですが、これも自然の原理と諦めて共存の道を考えなければならないのかもしれません。

 近所に住む姉の家でもトウモロコシをハクビシンに食べられ全滅したと嘆いていました。少し残ったわが家のトウモロコシをおすそ分けしてやりましたが、姉はもう来年はトウモロコシは作らないと諦め顔でした。親父もやはり来年は作らないと諦めています。人間牧場でサツマイモをイノシシに食べられて全滅した時もそんな焦燥感に駆られました。でもイノシシに力で負けたのだから今度は知恵で勝とうと頑張った結果網を張って見事に克服しました。親父には内緒ですが来年もまた挑戦しようと思っています。

 動物の被害に遭わないよう各地で様々な営みが行われています。そのうち農作物を囲う時代から、人間が囲われて暮さなければならない時代が来るかもしれないと思う今日この頃です。