shin-1さんの日記

○スイカの美味しい季節になりました

 私の町には東峰というスイカの名産地があります。双海町といえば海や夕日が見える海岸国道378号だけと思われがちですが、内陸部には56号という国道が走っていて犬寄峠からおきよの池に至るほんの短い距離の間に、夏になると道の両側に生産者自身が店を構え、スイカを売る露店がお目見えするのです。農家のおじさんやおばさんはこのころになると夕方から朝早くに収穫したスイカを、小屋掛けした思い思いの場所に山のように積み上げ、通りかかった車を止めて懐かしい双海弁で売るのです。長年同じ場所で同じ人が売っているスイカの店には毎年同じようなお客さんがついていて、そこのスイカが一番美味しいと信じて買うのです。お店の人も馴染みの客には味見をさせたり、値引きをしたりのサービスをするものですから、余計親密になって、お互いが夏を楽しんでいるのです。

 わが家でも私がスイカが大好物ということもあって、先日妻の友人である赤尾さんという人から「スイカの店を店開きした」とわざわざ電話があって、妻は出かけて行ったようです。この方は妻と一緒に長年民生児童委員をしていて、気心の知れた人だし味も保証付きなので大きなスイカを子供たちにおすそ分けすることもあって6個も購入してきました。

 早速そのうちの一個のスイカを切ってみましたが、変哲もない黒々とした土の畑からどうしてあんな真っ赤なスイカができるのか不思議なほどに真っ赤な色のスイカがお目見えしました。冷蔵庫で冷やすのが待ち切れず小切りにして食べてみましたが、今年のスイカも甘さ抜群で、嬉しい夏の到来を喜んでいるのです。

 スイカは丸々一個を買うため残念ながら中身の熟れ具合や味をを確かめることができないのが難点です。せっかく買って帰っても熟れや味がイマイチだったりしても、返品することはできないのです。次に買うときに文句を言うくらいで終わるのですが、わが家が買い求めている赤尾さんのお店のスイカは、これまでそんなポカがあった経験は殆どないので安心しているのです。スイカを買う場合殆どの人はスイカの表面を軽くたたいてみますが、たたくと金属音のような軽やかな音が聞こえるといいそうです。ツルがかれていないものを選ぶのも新鮮な証しのようです。

 スイカは種と食べた後の皮が大量のゴミになる難点があります。夏の時期ははゴミを出す日の直前にスイカを食べないと、生ゴミとなって腐ってしまうため、妻の気配りも大変なようです。子どものころはスイカの食べ終わった皮の両面を薄く剥いで、漬けものにして食べさせてもらった記憶があります。スイカは元々西瓜といわれるように瓜の一種なので、これは理にかなった再利用の方法なのですが、わが家でも夏になると2~3度妻がそんな漬けものを作って食べさせてくれるのです。

 外国にハーロウィンという祭りがあるのを新聞やテレビで見たことがあります。スイカやカボチャをくり抜いて人間の顔のように目や鼻や口をつけるのです。街中がその熱気に包まれた姿はとても楽しいもののようです。私も子どものころにそんな遊びをしました。くり抜いたスイカやカボチャの中にローソクを入れると、幻想的なお面ができて夕涼みのムードを盛り上げた遊びの懐かしい思い出は、心に深く焼き付いているのです。今年は畑のカボチャも沢山できているようなので、夏休みになったら孫と一緒にそんな遊びもしてみたいと思っています。


  「スイカ食べ 今年も夏が 来た思う 西瓜スイカ 南瓜カボチャ」

  「包丁入れ 半分割った その瞬間 思わずわーと 妻俺声を」

  「食べた後 スイカの皮の 多いこと 食べない部分 下取りしてよ」

  「種なしの スイカ来年 どうして作る? 分らぬことが 世の中多い」     

 

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