shin-1さんの日記

投稿者: | 2008年7月25日

○ブルーベリーは本当に目にいいのか

 昔役場に勤めていた頃の同僚だった西岡栄一さんが、わが家へブルーベリーの鉢植えを持ってきてくれたのは20日も前の出来事です。「いいですか。水は2日に1回くらいバケツに汲み置きして塩素を飛ばし、ゆっくりとやってください。それ以外は何の手入れもなく、大体10キロ以上のブルベリーが8月中旬まで毎日約1ヶ月間、収穫を楽しむことができます」といって帰られました。ブルーべりといえばつい最近、その果実に含まれているルテインなどが目にいいとテレビや雑誌で宣伝するものですから、急に注目を集めている果物なのです。店頭には沢山のブルーベリーが年中並んで、少し高めながら味わうことが出来るようになりました。西岡さんは奥さんと二人で高床式観光イチゴ園を経営していますが、いち早くブルーべりーに着目し、独学で栽培技術を身につけ、数年前に観光ブルーべりー園をオープンさせました。収穫時期の違うイチゴとブルーベリーを経営の柱にするとはうまい考えですが、時々西岡さんからブルーベリーの収穫物を貰い、その味を知っていただけに、ブルーベリーの鉢植えがわが家に来てからは、毎朝の収穫がとても楽しみで、新聞と牛乳とを取り入れると同時に、ブルベーリーの熟れた果実を毎日のように収穫しているのです。

 ところが最近になって意外な二つのことに気がつきました。まずひとつは熟したブルベリーの実はちょっと目を離すとポトポトと地面に落ちてしまうのです。また取り損ねた実や収穫の際手が触れるとこれもまた地面です。最初は意識して地面に落ちたものも拾い集め、水で洗って食べていましたが、先日孫朋樹がやって来て、ブルーベリーの鉢植えの横に自分で植えたかぼちゃが芽を出して大きくツルを伸ばし始めたので、うれしくなってそこら辺を踏んだり水をやる際、ブルーベリーの木に小さい体で触るものですから、随分と実を落下させてしまったのです。孫の何気ない行動なので叱る訳にも行かず、注意をしましたが後の祭りです。しかし西岡さんは何十鉢ものブルーベリーの軟弱な実を毎日収穫する大変さをどのように克服しているのだろうと、改めて億の深さを垣間見ました。私などはたった1鉢だけでこの体たらくなのですから、この夏の暑い日のブルーベリーの管理には毎日気を揉んでいることでしょう。

 もうひとつは、一昨日の朝異常な小鳥の物音に気がつきました。台所で妻と二人が食事をしていると、何やらブルーベリーの近くが騒々しいのです。大群とまではいきませんが、5~6羽の少し大き目の鳥がブルーベリーの木の中でゴソゴソしているのです。私が近づくと一瞬にしてその鳥たちは飛び立ちましたが、どうやらブルーベリーの実を楽しみにしているのは私たち夫婦だけではなく、小鳥たちも虎視眈々と狙っているようなのです。昼間は留守がちな私たちなので、無法地帯になるため鳥の食害から守るために網を張ることにしました。あいにく親父が留守で、ブルーベリーをすっぽり覆うような網は見つかりませんでしたが、それでも気休めにとそこらにあった網を取り出して被せて旅に出たのです。

 昨晩妻から電話が入りましたが、くれぐれも用心するように注意をしたものの、少し心配な旅先の朝です。

 こうして広島県西条駅前の東横インに宿泊し、ホテルのロビーで昇ろうとする朝日を見ながらブログを書いている間も、わが気持ちは遠い自宅のブルーベリーに飛んでいるのです。

 人間牧場に植えた小さなブルーベリーの苗も草に負けてしまいそうだし、初なりのスモモもこのところの暑さでどうなっているのだろうと心配です。

 今日は午前中3時間、午後3時間とハードな講演が待ち受けています。考えても何の解決も出来ないブルーベリーやスモモのことはすっかり忘れて、いい仕事をしたいと思いブログの画面を消しました。

  「旅先で 妻のことより ブルーベリー 鳥に食われる 心配思う」

  「目にいいと 言うから食べて 見たものの 妻の老眼 相も変らず」

  「この粒を 毎日落さず 収穫す そんな緻密さ 俺にはできぬ」

  「やって来る 鳥もいい目を したいのか 啄ばむ鳥は メジロじゃないな」