shin-1さんの日記

投稿者: | 2006年5月30日

○信濃川は日本一長い川ではないって本当ですか?

 日本は海の国・山の国・水の国・火の国だと旅をしてつくづく思います。四国や中国は周囲を日本海、瀬戸内海、太平洋のそれぞれの海に囲まれてるため海岸線が美しく、夕日や朝日を海とともに拝めるのです。山が急峻な山間地ではトンネルが沢山あって出たり入ったり、その度に別の世界が視界に飛び込んで、県境近くになると山の国という実感が湧いてきます。その都度幾つもの川を鉄橋で渡るのですが、最近の国道橋は背丈も高く下を見ると足がすくむようなノッポなコンクリート橋があります。川を左右に見ながら走ると水の国にイメージに早代わりするのです。そしてあちこちの国道沿いには「○○温泉」などと書かれた看板が所々にあって旅情を誘うのですが、温泉は地下のマグマ活動による贈りものですから、やはり火の国とでも言えるでしょう。余り外国を旅する機会がないので比較は出来ませんが、これ程海・山・水・火が織り成す自然豊かな国も珍しいのではと、日本の美しさについついうっとりします。

 私たちが子どもの頃、社会科で海・山・川・火山の名前を幾つも覚えました。先生がテストに出すというので富士山や阿蘇山の位置を地図帳で確認したりしたものですが、色地図を見ながらまだ見ぬ土地に思いを馳せたものでした。山の名前はたとえ県境をまたごうとも変わらないのですが、こと川の名前は県境をまたぐと名前が違っていて、先生の言う「日本で一番長い川は信濃川です」に子どもの私は質問したことを覚えています。「先生、信濃川は長野県では千曲川と書いてありますが、同じ川がどうして別の名前で呼ばれているのですか。信濃川の長さは千曲川を引いたら、日本一の長さではないのじゃあないですか」。先生は「若松君いい質問です。先生もそう思っていました。この次までに調べておきます」でチョン。結局は私の質問を忘れていたのか、私が再質問しなかったのが悪いのか今もその謎は分らず終いで闇の中です。このことが気になって、高校の受験に出たらどう書こうかと気がかりだったのも遠い少年時代の思い出です。

 ところが先日長野県を旅して千曲川のある長野県に行った時、ある雑誌にそのことが書かれているのを発見しました。埼玉・山梨・長野の県境にある甲部信ケ岳の源流から河口までは全長367キロで日本一の長さです。ところがこの川、新潟県では信濃川なのですがその長さは153キロにしか過ぎないのです。ところがところが驚いたことに長野県では千曲川の長さは214キロで親川よりはるかに長いのです。だとしたら「日本一長い川は」なんて愚問は答えようがないということなのです。千曲川が県境をまたぐと信濃川になるのですが、多分「信濃の国から流れてくる川」という意味なのでしょう。

 子どもの頃に地図帳でそのことを発見していた私は天才だと言わざるを得ませんね。

  「信濃川 日本一だと 威張るけど 千曲の方が 長いのですよ」

  「千曲川 信濃川より 長の県(長野県) そんな洒落でも 言って笑わせ」

  「先生は 俺の質問 答えれず 未だに答え 返しもせずに」

  「そんなこと ばかり考え 詰まるとこ 通知表には 社会3しか」


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