shin-1さんの日記

投稿者: | 2006年5月10日

○人間牧場は何合目にあるの?

 友だちから「人間牧場へ行きたいのですがどの道を行ったら行けますか。ご迷惑をかけてもいけませんので地図を送ってください」とか、「人間牧場は山の中腹にあると聞きましたが、何と言う山の何合目くらいにあるのでしょう」などと問い合わせがあります。私ならある程度の説明が出来るのですが、私が代表を務める「えひめ地域づくり研究会議」の事務局がある「えひめ地域政策センター」などに問い合わせるともうお手上げで、「分ってはいますが説明が出来ません」としか言いようがないのです。

 そんな質問の中で「何合目?」と聞かれて、はて人間牧場は何という山の何合目だったのだろうと考えてみましたが、場所は「池久保」という地名なのですが説明できる主峰たる山はないのです。ですから「何合目」という問いにも答えられません。

 私は昔、「日本一のまちで日本一を体験する人を日本一多くつくる」「人づくり10年計画」に沿って、日本一南の島、日本一コミュニティの町、日本一北の広い町、日本一高い山などを選んで毎年10人の若者と一緒に旅をしました。その中で日本一高い富士山に登ることを計画しました。拠点を御殿場にある国立中央青年の家に置いて準備万端、勿論青年の家の職員にお願いして案内までしてもらい頂上を目指したのです。

 富士山は日本一高い山、一生に一度は登りたいと思っている人は多いことと思いますが、新幹線や伊豆半島から見たなだらかな美しい山も分け入ってみると樹海や石ころだらけで偉いなんぎをしたものです。富士山にはこれまた大きな山だけあって河口湖口、御殿場口、須走口、富士宮口、吉田口と五つの登山ルートがあるのですが、行く先々で2合目から頂上まで、「○○合目」という看板が建っていて、登る度に「ああモウここまで来た」とか、「あと少しだ」と励まされたりするのです。私たちが常識的に考えれば、富士山の高さは3776mですから五合目といえばその半分の888mだろと思うのですが、実はそうではないのです。

 一合目という目安はちょうちんの油一合が燃え尽きる距離だとか、米を少しづつまきながら歩いていって一合分がなくなるまでの距離だとかいわれていますが、登山の辛さや疲れ具合を基準に分けたという説もあるのです。実は「合」とは登山の難易度を示す目安なのだということを、青年の家の職員が案内しながら教えてくれたのを思い出しました。頂上が近づくにつれて難易度は高くなり、空気も薄くなって疲れがピークになると距離は短いが「○合目」もうつろな意識で見るのです。

 さて人間牧場はというと、私が子どもの頃ここへ荷物を担ぎ上げ、また芋や麦を背負子で下ろした経験からすると2合目といった所でしょうか。でも車で行くと完全に1合目です。ですから人間牧場を歩く距離で換算すると2合目、車だと1合目としておきましょう。

  「牧場は 何合目だと 問われたら 歩いて二合 車一合」

  「近いうち 地図の等高 数えます 標高知らず アバウト百だ」

  「牧場も 高く見えるが 知れたもの 俺の高さの 七十七倍」

  「もう一度 登って見たい 富士の山 早くしないと 間に合わないぞ」


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