shin-1さんの日記

投稿者: | 2005年10月12日

○愛媛大学法文学部フィールドワーク

 私は3年前から愛媛大学の非常勤講師として、「地域振興とまちづくり」というテーマで学生に教えています。教えているというより共に学ぶといった表現がぴったりするかもしれません。夜間主ですから毎週一回午後6時からお話しするのですが、他の先生と違って知識を教える野ではなく、自分の経験を語ることに重きを置いています。

 ある先生から、近頃の大学生は人の話を聞かないし、私語や携帯遊び、それに眠ったり休んだりして、学ぶ意欲が感じられなくてうんざりすると聞かされていました。所が私の教室の26名の学生は私の話を良く聞くし、私語もなく携帯電話を授業中には決して使いません。ましてや眠る人もなくちゃんと授業には出てきます。「えっ。どちらが正しいの?」と尋ねられそうですが、そうです。どちらも正しいのです。私の教室はみんな真面目です。多分私の「教える」という意識ではなく「共に学ぶ」という感覚が支持されているのかもしれません。

 今日その26名の学生がマッチ箱のような列車に乗って双海町へやってきました。勿論双海町のまちづくりについて学ぶためです。車を使わないフィールドワークの調査研究であるため、シーサイド公園を見学し、役場の会議室で講義を受け、私の家で遅い昼飯を兼ねた交流会を行いました。

 食事の準備は3年目になりますが私の妻が一人で手間暇かけて作りました。なにせ食べごろの若い学生ですから食材や料理の量も半端ではありません。出すもの全てがまるで猫が皿をなめるように綺麗に平らげてくれました。「こいつらいつも何を食ってんだろう(乱暴な言葉で失礼)」と思うほどに食が進みました。それにしてもいつも感心するのは妻の力強さです。頼む私も私、頼まれる妻も妻、まあよく私の頼みを聞いてくれるものだと感心するばかりです。

 最後は綺麗に片付けて、何度もお礼を言いながらまた列車に乗って帰って行きました。先生と私の違いはどうやらこのあたりに秘密があるようです。今日は親父の池が工事中なので、私設公民館煙会所や海の資料館海舟館は案内しませんでしたが、彼らはまたやって来ることでしょう。

 今日は疲れたけれど充実した一日でした。本当は山の上の人間牧場でやりたかったのですが、学生にとって人間牧場は余りにも遠いため実現しませんでしたが、来年は下灘駅から歩いて人間牧場へ登らせるのも一考だと思っています。

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