人間牧場

〇土砂崩れで通行止め?
 たった今と言ってもさっき11時過ぎ、仕事に出掛けたはずの若嫁から電話が入り、「国道378号線の小網~高野川間のどこかで土砂崩れがあり、車が渋滞して通れないため、引き返して山周り犬寄トンネル経由で職場に向かいます。」と携帯電話が掛かってきました。

 

 今日は波状的に激しい雨が降り、家からは少し遠い所を流れる上灘川も川の流れる音が聞こえるほど水かさが増して、氾濫危険水位を越えつつあるようです。テレビの画面に映し出される雨雲の様子を見ると、線状降水帯のような赤い表示の雨雲が次々海岸線に沿って流れています。

 松山の中央高校に通う高2の孫希心も、双海中学校に通う中3の孫奏心も、松山市、伊予市に大雨警報が発令されたので、学校は臨時休校で、自宅は平日なのにいつになく賑やかです。私の今日の仕事は雨合羽を着て、家や畑の周りそれに水路や側溝を見回り災害の内容にすることです。

「昨日まで 一雨欲しいと 言ってたに 今日は一転 雨は要らない」
「わが家裏 山が迫った 危険個所 大雨降る度 ビクビクしてる」
「災害が 多い日本に 住んでいる 日本のどこかで 苦しむ人が」
「国道の 斜面が崩れた 第一報 友人写真 撮ってアップし」

 

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〇双海の魅力若者再発見
 かつて合併して伊予市になる前の双海町役場で、まちづくりを担当していた頃は、インターネットもスマホもなく、新聞やテレビといったマスコミに取材のための情報を入れるのに相当腐心していました。私の手元にはそれらのスクラップが「暇になったら整理をしよう」と思いながら段ボール箱に入れられ、倉庫で埃をかぶって眠っています。

 それらの幾つかはスキャンされてパソコン内に眠っていて、時々それらの写真や記事を見つけて、往時を偲んでいますが、一周遅れのそんな古い物など、もう価値もなく誰も見向きもしないタダの紙やテープゴミにしか過ぎないと思うと、いっそのことゴミ収集の日にゴミ袋に入れて廃棄処分するとスッキリするのにと思ったりもしています。

 それでもひと昔前までは、「何もない町」と殆どの町民が諦めの言葉を発していた双海町なのに、まちづくりの成果が徐々に出始め、合併して20年になるというのに、相変わらず双海町の記事はダントツに多く、昨日の新聞9面地方版には、朝顔の話題と、老舗ん醤油店と鱧料理の話題が紹介されていて、知人や友人から「双海はよく新聞やテレビに出ますね~」と、メールや電話で羨ましがられました。みんなそれなりに頑張ってくれていて嬉しいです。

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〇今年はトマトが大豊作
 私たち夫婦はトマト大好き人間なので、小さなハウスに少し早取りの出来るトマトと、露地栽培でも沢山のトマトの苗を植えました。今年は今まで水口種苗店でいただいていた苗物が、先方の都合で手に入らなくなり、急遽オズメッセで苗を手に入れ植えました。

 今のところハウスも露地も順調に育ちっていますが、ここに来て好天に恵まれ、両方とも果実が熟れ始め、朝夕しゅうかくを楽しんでいますが、今のところ大豊作で、あちらこちらにお裾分けして喜ばれています。勿論わが家も冷えたトマトに加え、朝はトマトジュースが食卓に出て、美味しくトマトの味を楽しんでいます。

 最近になって東屋の横のブルーベリーも色づき、みんなが喜んで食べています。このところ好天続きでしたが、いよいよ明日から梅雨前線が南下し雨模様の一週間になる予定なので、明日は色づいたトマトをしっかり収穫して、お裾分けもしたいと思っています。戸又男大豊作、幸せです。

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〇スイカの名産地旧双海町東峰
 中山町と双海町は20年前合併して同じ伊予市となりましたが、山の中を走る国道56号線沿いにある東峰地区は、昔から「山スイカ」の産地として知られています。中山町との境目付近にあるため、ここが双海町度と知っている人は少なく、今でも「えっ双海町?、中山町ではないの?」「知らなんだ」と言う人が今も多いようです。

スイカの時期になると国道56号線沿いにスイカの露店が並び、店頭に並べられたスイカを求めて多くの人がやってきています。露地栽培ゆえ毎年7月の5日前後から売り始めますが、その味の確かさを知っているため、高速道路を走らない人たちが立ち寄って買い求めています。

 その一角に妻が民生委員をしていた頃、一緒に民生委員活動をやった赤尾さんのお店がありますが、スイカ大好きな私や家族のために連絡を取って、私が運転する車に妻を乗せて買いに出掛けました。今年は多少時期が遅れているようで、店頭にはそれほど多くのスイカは並んでいませんでしたが、頃合いなスイカを3つ買い求めて帰りました。

 わが家の警察官をしている3男が帰省していたので、スイカを食べさせようという妻の優しい配慮で買ってきたスイカを切って冷蔵庫で冷やし、一緒に息子と食べましたが、さすが産地だけあって、味も食感もバッチグーでした。これからお盆頃までの約1ヶ月、大好物のスイカを食べれる幸せを喜んでいます。

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〇早起きな私と早起きな息子
 私は余程のことがない限り殆ど毎朝、目覚まし時計の力を借りなくても午前4時に目を覚まします。「歳をとると寝れないの」とよく言われますが、若い頃漁師をしていた癖が治らず50年経った今もその癖は治らないようです。

 夏が来た今は午前5時前に夜が明けるので、諸々FaceBookなどの記事を書いて午前6時にウォーキングに出掛けますが、わが長男息子も今は朝顔に水を遣るのが忙しく、私がウォーキングで家の近くを通ると、今朝も息子は長いホースを解いて車庫上に置いている朝顔の植木鉢に丹念の水を遣っている姿を遠目で見かけました。

 昔から「早起きは三文の得」と言われ、また「早起きの人には金を貸しても大丈夫」という諺があるように、概して早起きは働き者の代名詞のように言われています。もう間もなく私は年齢が八十の大台に突入しますが、年齢の割には元気であれこれ年齢以上の働きをしていると、人から言われています。それもこれも元気な証拠です。これこあらも「元気が一番」に心がけて生きて行きたいと思っています。

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〇真夏の草刈り
 このところ梅雨の中休みといいながら昼間の気温か35度を超える猛暑日が続いていますが、自分の性格から今週中にやるべき草刈り範囲を決めているので、熱中症対策をしっかり取って、先日の草刈りで残っていた、菜園下の石垣と家下石垣の根元の草刈りを2時間ほどかかってやりました。

 

 たまたま土曜日で家にいた長男息子と帰省していた三男から、「歳を考えて無理をしないように」と注意を受けましたが、我関せずで実行しました。石垣の草は本来手で引きますが、そんな時間的余裕はないので、草刈り機で注意をしながら刈りつけました。途中給油をしたり、水分補給をしてすっかり奇麗になりました。

 私と同級生の下の田んぼの持ち主のおじさんが長期入院しているため、田んぼは作り手がなく放任園となって草ぼうぼうです。田んぼを作っていた頃は田植え前奥さんが石垣の草も刈ってくれていましたがそれも出来ず、去年もシルバー人材センターに委託して草を刈りましたが、今年も同じようなことを繰り返すようです。それにしても草刈り作業はまるでサウナに入ったように体中から汗が吹き出し、着ている服もズボンもびしょ濡れとなり、作業後シャワーを浴びてさっぱりしました。

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〇猛暑日に畑で汗をかきながらの草引き作業
 梅雨の中休みといったとこで、昨日今日は天気が回復しましたが、朝から気温が高く、全国各地では35度を越す猛暑日で、静岡では38度を超えたようです。こんな日は冷房の効いた部屋でテレビでも観てゆっくり過ごしたいところですが、1週間余り雨で畑へ入ることが出来なかったため、畑の雑草が伸びていて、今日はインゲン豆を植えた畑とネギ畑の草を引くことにしました。

 普通だと藪蚊が寄って来るところですが、蚊も暑くいのか蚊取り線香をつけずに作業しても刺されることもありませんでした。一番の難敵はやはり何といっても熱さです。麦わら帽子に長靴の出で立ちで、地面にしゃがみこんで草引きを始めると体中から汗が吹き出し、たちまち着ていた作業服はびしょ濡れになりました。それでも10時30分の休憩を挟んで12時まで一生懸命草を引きました。

 最近お年寄りが草引きをしていて、熱中症にかかって亡くなったというニュースをよく聞くので、家の横の畑といいながら心配するのか妻が、時々様子を見に来たり、水分補給と称して冷たいお茶を差し入れてくれて助かりました。お昼になったところで今日に草引き作業は終わりにすることにして、シャワーを浴びて汗を流し、昼から少し午睡を楽しみました。午後からは原稿書きやハガキ書きでお茶を濁したノンビリズムの一日でした。

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〇やっと収穫したトウモロコシ
 植えて間もなく大風で倒れ、その後の大雨で出た穂の重みで倒れ、その都度土を根寄せしても土が柔らかく元通りに戻らなかったトウモロコシですが、そろそろハクビシンに狙われるかも知れないと妻が言うものですから、今夕実が入っていそうなのを7本ほど折って収穫してみました。

 品種は、1万円札に昨日なった渋沢栄一さんの出身地深谷の友人が亡くなる前毎年送ってくれていたゴールドラッシュという品種です。畑で皮を剥いで見ましたが実入りもよさそうで、今夕妻が湯がいて食卓に出してくれるようです。7本の内3本を私たち夫婦が、後の4本は息子家族に渡してやりました。

 今年の反省点を来年に生かそうと思っていますが、今年は穂が出ると穂を鎌で跳ねたらいいと、息子がどこかからか聞いてきたことを教えてくれ実践してみました。虫や病気に合わず、40本ほど植えているのであと5回くらいは食べれそうだと思っていますが、ハクビシンやカラスに食べられないと勘定してのことです。

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〇合歓の花の咲く頃
 今日は1週間も続いた雨が上がり、久しぶりに気持ちのいい青空で、身の回りの木々や草も昨日までの雨水をいっぱい吸ってどことなく元気で、パワーを貰ったような気分になりました。今朝も気持ちよく朝のウォーキングで6千歩ほどを歩きました。

 ウォーキング途中足元の道をよ~く見ると、女性が頬紅を塗る時に使う刷毛のようなピンクの花が一面に散っていました。風情のある光景に立ちどまって花を眺めながらその上を見ると、大きな合歓の木が崖の上に立っていました。

 合歓の木は、別名「眠る木」といって、夜は葉を萎めて眠るそうです。見上げた時刻的は午前6時30分頃だったので、合歓の木も目覚めて葉っぱを広げていました。思い起こせば私が現職の頃、県下の小中学校の校長先生の前で、「合歓の木学園」の宮城まり子さんが講演をする予定でした。ところが講演の一週間前宮城さんは急逝し、役不足ながら私が代役を務めた経緯があって、合歓の木のことは忘れられない思い出の木なのです。

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〇降り続いた雨・雨・雨
 滅多には人に会わない田舎の道を今朝も長靴を履き傘を差してウォーキングしました。滅多に会わない人に今朝はどういう訳か4~5人に会いました。朝のあいさつ代わりに「よく降るねえ」「雨はもう要らない」「よう降ると褒めるから何ぼでも降る」とまあ他愛のない雨談議でした。


川のように水が流れる承水路


カエルの煎餅

 ウォーキングのコース途中にはコンクリート舗装している急な坂道がありますが、田舎ではこんな「承水路」と呼ばれている側溝のない道が多くあり、日常は車道ながら一旦雨が降ると雨水が流れる川と化すのです。道が川の役目も同時に果たす理に適った方法ですが、長靴を履いて歩かないと足元がおぼつかないのです。

 この時期道にはミミズやカエル、沢蟹などが溢れた雨水から非難するように道に出て歩いていますが、車道ゆえ無残にも踏み潰されて、アオガエルなどはまるで煎餅のような哀れな姿になっています。この1週間降り続いた雨で、川の水は増水し、100mも離れているのに上灘川の増水した瀬音がゴーゴーと聞こえて、少し怖いくらいです。もう雨は沢山です。早く止んで欲しいと祈るような気持ちで歩きました。

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