人間牧場

〇切干大根づくり(その③)
 今朝の私のFacebookに、「切干大根づくり」の記事を書きました。すると全国にいるFacebook仲間から沢山の書き込みをいただきました。中には「あなたが作っている切干大根ができたら食べてみたい」という人まで現れました。

 私たち田舎に住む人間にとっては、都会の人が食べている西洋料理などが美食だと思うのに、あえて田舎の貧食と思える「切干大根」が食べてみたいとは、ただの美辞麗句では?と思ったりもしましたが、三年前にも同じようは書き込みがあり送ってあげたところ、お礼にと北海道にも住んでいないのに、北海道産の物が届くようになりました。

 切干大根が北海道の物産に替るとは、まるでわらしべ長者の話のようでしたが、その人とは送ったり贈られたりの関係が今も続いているのですから驚きです。上手く出来れば今年も送ってあげたいと思っています。

 今日本は飽食の時代と言われています。人間の健康にとって美食がいいのか、粗食がいいのかは意見の分かれるところですが、私は幸か不幸か田舎に住んでいて、少し気を付けたり努力をすれば、安心安全な食べ物が幾らでも手に入ります。退職して20年、自給率を上げるささやかな目標を立ててやっていますが、野菜は勿論のこと、しいたけや蜂蜜、切干大根、、梅、ブルーベリー、甘夏、天草やヒジキ、ワカメなどなど、指折り数えればきりがないほど増えています。ひょっとしてこれが本当の幸せかも知れません。

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