〇友遠方より来るあり、また楽しからずや
合併前の双海町では、昭和62年をまちづくり元年と定め、①人づくり、②拠点づくり、③住民総参加のオンリーワンづくりを始めました。その中でもオンリーワンづくりは、まちづくり30人委員会、まちづくりエプロン会議、まちづくり青年会議、役場まちづくりグループなどを組織して、夕日、ホタル、花、水辺など様々な切り口でアイディアを出し合い、活動を始めました。
その頃私はえひめ地域づくり研究会議の代表を務め県内外のまちづくり人と盛んに交流していたこともあって、当時活発な活動をしていた徳島県阿波町の井原まゆみさんと知り合いました。そんなつながりもあって井原さんが取り組んでいたバーベナテネラと言う花を皮切りにエプロン会議は菜の花や水仙に、青年会議は千本桜の植樹などを行い、今の隆盛へとつつないできているのです。
その後も私と井原さんの交遊は今も続いていますか、この度私が中心になって発想した「公民館版SDGsフォロ-アップ」をテーマに、今年度の県公連公民館研究大会で鼎談を開くことになり、人選を一任されたので、最近新しい視点でまちづくりに取り組んでいる井原さんに鼎談のメンバーとして登壇してもらうことになりました。
お陰様で鼎談は予想通りの成果を上げ無事終わりました。その後久しぶりに愛媛を訪れた井原さんを西予市のコメ博物館へ案内した後、帰宅途中わが町へ立ち寄り、JR下灘駅、私設公民館煙会所や海の資料館海舟館、そして翠小学校を足早に見学して回りました。残念ながらシーサイド公園と人間牧場は時間切れとなったことは返す返すも残念でなりませんが、是非次の機会をと思っています。