人間牧場

〇秋の虫たち
 ほんの1週間前までは、半袖半ズボンでも汗をかくほど残暑が厳しかったのに、このところ急に冷え込んで長袖長ズボンにジャンパーまで羽織る有様です。
このころになると虫たちが一斉に鳴き始め、夜は賑やかな虫たちの大合唱が窓越しに聞こえてきます。

 しかし虫は虫でも害虫は中々厄介です。畑に出ると植えた白菜やキャベツに色々な害虫が住み着き、葉っぱを食い荒らしているのです。安心安全をモットーにしていて、「虫が食べるのだから人間にも安全だ」なんて胸を張ってもそうともいえず、葉っぱと同じ保護色をしているため見つけにくい青虫を、ピンセットで捕まえて退治をしています。

 またこの時期になるとハズの葉っぱに青虫ならぬ、頭のオレンジ色の尺取虫が沢山発生し、草刈りで残ったハズの葉を食べています。こちらは私たちの暮らしに余り影響がないので静観していますが、この虫が成虫になると卵を産むので、草刈り機でハズの茎を刈っています。

 わが家の玄関の花器に茅に止まった虫たちがいます。このバッタは偽虫で、鳴きもせず動きもしません。上灘保育所の園長先生が、カブトムシを差し上げたお礼にと手作りしいただきました。そろそろ見納めなのでバッタだけを取り外して昨日処分しました。とても風流でした。

「1週間 前まで暑い 日が続き 今は一転 毎朝寒い」
「秋の虫 窓越し聴こえる 大合唱 何の虫だか 分かりもせずに」
「カラムシの 葉っぱうようよ オレンジの 冠つけたる 尺取虫が」
「朝夕は 畑に入り 青虫を ピンセットにて 取っては始末」 

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