人間牧場

〇「ぴえん」という言葉

 私は毎年、年賀状の裏面は馴染みの印刷屋さんで印刷をしてもらうため、原稿をメール便で前もって送り、校正が上がって来たので、昨日松山の印刷屋へ年賀状を届けに行きました。師走といってもまだ暮れも押し迫っていないので、これから宛先を筆王ソフトを使って手を入れようと思っていますが、400枚に限定しているので中々です。

 行き帰りカーラジオをつけて聞いていると、「ぴえん」という言葉が最近よく使われるようになったという話題が紹介されていました。「ぴえん」とはインターネット上で使われている書き言葉で、嬉しい悲しいに関わらず泣いている様子を表現した若者言葉のようです。「びえん」と聞いた親が「鼻炎」と勘違いしたという話もあるようです。「チョー」「むずい」など、今ではすっかり馴染みの言葉になりましたが、最初聞いた時に違和感を覚えたように、「びえん」も「どういう意味だろう?」思いました。

 泣いている様子を表現する言葉で、普段の会話ではあまり聞かない言葉なので、知人友人に聞いても「それ何?」という人が殆どでした。インタネットをやっている人であれば、「ぴえん」を表現した絵文字を一度や二度は見たことがあるかも知れませんが、若者言葉は中々分かりません。それだけ自分が年を取ったという証拠かも・・・

「若者の 使う言葉は 分からない 聞きたいけれど 少々気後れ」

「『ピエン』とは ラジオで聞いて なるほどと 納得したが 友人知らない」

「流行語 次々登場 するけれど 老いた私にゃ チンプンカンプン」

 

 

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人間牧場

〇ギノー味噌の即席みそ汁をオンラインで紹介しました

 毎年この時期になると、12年間も続いた大洲集会での出会いが思い出されます。私はその度にギノー味噌の田中社長さんにお願いして、お味噌や即席みそ汁を人数分頂き、皆さんにお裾分けをしてきました。ゆえに私のことは覚えていなくても、ギノー味噌のことは覚えていると、笑い話のような話をしてくれています。

オンラインで宣伝させてもらいました

 今年もそのつもりで田中社長さんにお願いしようと思っていましたが、今年は残念ながらオンライン会議だったので、即席のお味噌汁を皆さんに差し上げることができませんでした。唯一本部となった八幡浜市向灘のコダテルに集まった人には、私が各地の集会用に頂いている「南予のお味噌汁」を宣伝用に差し上げ喜ばれました。

 本部に集まった皆さんと休憩中に、ギノー味噌の話になり、南予の味噌汁をオンラインで流してもらいました。嬉しい出来事で早速社長さんに報告しようと思っています。私は自分の名刺の裏にギノー味噌のCMを乗せていて、日本一と自認する双海町の夕日とともに、あちらことらで宣伝をしています。この名刺もすっかり有名となりました。

「集会の 度に貰った ギノー味噌 みんなその味 覚えて感謝」

「今年は オンラインゆえ ギノー味噌 手渡しできず 誠に残念」

「オンライン みんなの配慮 コマーシャル 流してもらい 面目保つ」

 

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人間牧場

〇倒木の片付けと持ち帰り

 人間牧場のシンボルとなっている樹齢不詳のヤマモモの木が、何の前触れもなく真っ二つに割れ、倒木したのが見つかったのは8月30日でした。その後9月4日に枝を切り落として粗方片付けていましたが、その小枝も一昨日焼却処分してやれやれといったところです。その倒木はチェンソーの刃が届きにくいほど大きいので、さてどうするか考えました。

倒木したヤマモモ(8月30日)
1mほどに切って持ち帰りました
残った倒木

 とりあえず輪切りにして何かに使おうと、一昨日小枝を焼却処分した後に、チェンソーを使って切り始めましたが、これが中々の重労働で、これまでの苦い経験から、チェンソーの刃が食い込まないよう慎重に作業を進めました。どうにか根元と1mほどの部分を切り落としました。さてどうするか考えましたが、私一人ではどうにもならないほどの重さながら知恵を出し、トラックを横付けして歩み板をかけ、一寸刻みで何とか荷台に積み込みました。

 自宅に持ち帰りましたが、荷台から下ろして東屋まで運ぶのもまた一苦労で、慎重に一輪車に積み込み、やっとの思いで東屋へ運び込みました。さて再びどうするかです。私の考えでは暇を見つけてチェンソーで半分に割り、神木であることから粗末にしないため、天狗面にでもして一つはわが海舟館へ、もう一つは人間牧場の水平線の家にでも飾ろうと思っていますが、不器用ゆえ上手くいくかどうか?心配しています。まあ2~3年かけて気長に彫ろうと思っています。

「シンボルの 神木倒木 片付けを たった一人で 難儀しながら」

「チェンソー 届かぬほどの 大きさの ヤマモモの木 使って能面」

「一人では 動かすことも 出来ぬほど 大きいけれど テコの原理で」

「次々と 新たな知恵が 生まれるが 不器用ゆえに 多少心配」

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人間牧場

〇倒木ヤマモモの小枝焼却

 これまでは、大きな大会が終わっても、並行して次の集会やイベントの準備などがあったため、立ち止まって考える余裕などありませんでしたが、新型コロナのお陰でタヌキが石を投げるような適当な間隔や、不用不急の外出を避けているため、有難いことに多少余裕があって、昨日は久しぶりに人間牧場へ農作業に出かけました。

倒木したヤマモモ(8月30日)
小切りして柿畑に積み上げられたヤマモモの枝
昨日の焼却処分

 昨日の農作業は、8月30日に前触れもなく突然、人間牧場のシンボルと思っている樹齢150年のヤマモモの木が、半分根元が裂けて倒れたのを、9月4日に枝を小切りして片付けていましたが、その枝が3ヶ月ほど経って枯れたため、焼却処分するという私一人では持て余し気味の重労働でした。

 柿畑に行儀よく積んだ枝をひこずりながら 駐車場広場まで何度も運び火をつけました。空気が乾燥した秋の頃なので、バケツに水を汲んだりして傍に置き、類焼火事にならぬよう注意して野焼きをしました。幸い無風だったし枝木もよく乾燥していたので、作業は思ったほど時間はかからず、昼までに粗方片付きました。

「8月に 突然倒れた ヤマモモの 小枝9月に 小切り片付け」

「柿畑 積んで枯らした ヤマモモの 小枝運んで 焼却処分」

「水汲んで 火の用心に 心がけ 焼却処分 万事順調」

「気になって いた片付けも 無事終わり これで何とか 年を越せそう」

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人間牧場

◯やっと一段落

今年は新型コロナウイルスに翻弄され、様々な関わりが中止や延期となり、翻弄され続けてきました。それでも不要不急の外出を避けたりしたため、一位度立ち止まったり、ゼロに戻って見直したりしたため、随分心の整理ができました。

年齢的にも後期高齢者となって、12年クルーの砂時計の6回目のひっくり返しを終え、7回目の最終章が始まり、いよいよ人生の仕上げをしなければならなくなりました。さあもう一踏ん張り頑張りましょう。

先日帯状疱疹にかかり多少難儀をしましたが、健康が第一であることを実感したので、無理をせず少し無理をしたいと思い、昨日は家庭菜園の草取りや耕運機での中耕、今日は山弁を持って人間牧場の細々作業をしに来ています。外界はコロナで騒々しいものの、人間牧場はマスクも要らずすこぶる静かです。

 

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人間牧場

〇キー局のコダテルに思わぬお客様

 新型コロナの影響で今年の第13回地域教育実践交流集会はオンライン集会となりました。昨年開かれた愛媛県公民館研究大会のインタビューダイアローグで私がインタビュアーをしたため、パネリストとなっていたコダテルの浜田さんを中尾さんと二人で打ち合わせのため訪ねたことがきっかけで、230人の参加者を束ねるキー局として、ネット環境の良い八幡浜市向灘のコダテルをお借りしました。

 以来この4~5ヶ月は、中尾さんと平岡さんと私の3人で足繁く通い、すっかりお馴染みの場所となりました。昨日私の出番は午後2時からの開会あいさつと、午後4時15分からの200人夢会議のコメンテータだったので、それ以外の時間なすっかりリラックスして中尾さんや平岡さんそれに大藤さんの仕事ぶりを見たり、分散会をネットで巡回する程度でした。

 そんな休憩時間に懐かしい顔々がやって来ました。まず最初にやって来たのは、伊方町三崎の浅野先生と大学生になった娘さん親子です。三崎町の田村菓子店の美味しいパンを沢山差し入れしてくれました。浅野先生も娘さんもその後のオンライン集会にも参加されたようです。

 次に現れたのは八幡浜市白浜公民館主事の井上恵子さんです。井上さんとは前々日に、私の公民館SDGsに興味を示され、2~3日前にラインでお友だちになったばかりだというのに、何とコダテルへわざわざ美味しいお菓子を持って逢いに来てくれました。何という嬉しいことでしょう。こうして縁は広がって行くのです。ちなみに来春早々に開かれる予定の八幡浜市公民館大会に講演講師として招かれていて、再会が楽しみになってきました。勿論井上さんもオンライン会議に参加してくれました。

「人の家 間借りをしたのに 親子連れ はるばるコダテル パンまで持って」

「2~3日前 ラインで友だち なった人 わざわざお菓子 持って来訪」

「次々と 知人来訪 ほのぼのと 出会い重ねる 師走の一日」

「バーチャルと リアルが混じる あれやこれ 人の心の 有難きかな」 

 

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人間牧場

◯第13回地域教育実践交流会が始まります

今年は新型コロナの影響で、オンライン交流会となった第13回地域教育実践交流会が200人余りが参加していよいよ始まります。私はメイン会場の八幡浜市向灘にあるコダテルに来ています。

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人間牧場

〇干し柿揉み

 家の屋根付き洗濯物干場に吊るしている干し柿が、このところの気温低下や季節風によって頃合いに乾いたようなので、昨日は真新しい白い軍手を両手にはめて、干し柿揉みをしました。

干し柿を軍手をはめて揉みました

 肩揉みの要領で余り強過ぎないよう気を配りながら、一つひとつ丁寧に揉みほぐしました。今年は皮を剥いで干してから程よい天候に恵まれたため、心配していたカビも生えず、上々の出来栄えで、飴色に輝きもう間もなく食べれそうです。

 近頃の子どもは野外に長時間干したり手で揉んだ干し柿を、汚いとか言って余り食べないそうですが、わが家の2人の孫は干し柿が大好きで、出来たら一緒に食べようと約束をしています。

 わが家ではお正月の注連縄神棚に五穀として鰯の田作り、新米、餅などとともに干し柿やダイダイ(小みかん)などを供え、家族の健康を祈ります。そういえば吊るし柿ができる頃になると、そろそろ年賀状の準備にも取り掛からなければなりません。師走は何かと忙しいです。

「干し柿が 冷気冷風 晒されて 程よく乾き 手揉みを加え」

「軍手はめ 次から次へ 揉んで行く 今年は仕上がり 順調のよう」

「近頃の 子ども干し柿 食べないと 聞くがわが孫 大の好物」

「子ども頃 親の目盗み 干し柿を 食べて叱られ 良き思い出に」

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人間牧場

〇榎が届きました

 昨日所用で家を留守にして外出先から帰ってみると、玄関先に大きな榎ともち米の入った紙袋が置かれていました。大洲市田処に住む亀本さんから2~3日前「持って行く」と予告電話があったので、納得の手合いでした。

 本当は今週末の日曜日、人間牧場で年輪塾の塾生による恒例の餅つき大会を計画していましたが、県内で新型コロナの感染が拡大しているためやむなく中止としたため、亀本さんの用意したもち米と、松本さんが用意した餡子が宙に浮き、わが家でやる年末の餅つきで使うことになってしまったのです。

届いた榎のホダ木原木

 榎は年が明けたらヒラタケの植菌をする予定ですが、現在は生木のため一人で移動させにくいほどの重さで、それでも裏庭まで担いで移動させましたが、一番大きな木はリヤカーに積んで移動させ、転がしながら予定の場所へ運び終えました。

 わが家の裏にはヒラタケ菌を植菌した榎のホダ場を作っていて、今年の秋は気象条件が良かったのか、綺麗なヒラタケが沢山生えて、なべ物やすき焼きにしたり、お裾分けして存分に楽しみました。亀本さんありがとうございました。

「届きたる 榎のホダ木 生ゆえに 重くて移動 大汗かいて」

「今年は 気象条件 良かったか ヒラタケ豊作 存分味わう」

「来年の 二月頃には 穴を開け 植菌作業 今から楽しみ」

「あれこれと 田舎暮らしも 悪くない 友の気配り 大いに感謝」

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人間牧場

〇心に残る一冊の本

 一昨日同居している小学5年生の孫奏心から、「おじいちゃん、一緒にお風呂に入ろう」と久しぶりに誘われました。小さい頃は2人の孫を風呂に入れるのが日課で、風呂の中で数を数えるのを覚えさせたり、かけ算を覚えさせたりもしましたが、今は中学1年の兄希心と一緒に一番風呂に入るため私の役目は終わっていますが、久し振りに見る孫の姿はまるで雨後の筍のように大きくなっていました。

私の思い出に残る一冊の本

 二人で湯船に浸かりながら色々な話をしましたが、「おじいちゃんは、今まで読んだ本の中で一番心に残っている本は何?」と尋ねられました。即座に「井伏鱒二という人が書いた『ジョン万次郎漂流記』という本だ」と答えました。小学校5年生の時担任の先生が誕生日の日に、新聞紙に包んでこの本をプレゼントしてくれたこと、主人公である土佐清水出身の漁師ジョン万次郎が、出漁中大しけに遭い乗っていた船が流され鳥島に漂着したこと、アメリカの捕鯨船に助けられ、ホット・フィールド船長と出会い、アメリカのフェアフェブンで勉強したこと、生まれた日本のことが忘れられず鎖国の国日本に帰ったものの捕らえられたこと、幕末から明治維新にかけて幕府に召し抱えられ、勝海舟や福沢諭吉とともに咸臨丸に乗って太平洋を渡ったことなどなどを話してやりました。

 かく言う私も運命こそ違え、漁師になるため水産高校の実習船愛媛丸でオーストラリア近くの珊瑚海まで、マグロを取りに出かけたこと、昭和の咸臨丸と銘打った総理府派遣第10回青年の船の班長として建国200年のアメリカやメキシコ・ハワイを航海したことなどを話してやると、「おじいちゃんは凄い」と言ってくれましたが、元はと言えば小学校5年生の時担任の先生が誕生日にプレゼントしてくれた、「ジョン万次郎漂流記」という本がベースになっているのですから、本の影響は絶大です。

 孫に本の話を聞くと、今はプログラミングの本に夢中になっているそうです。本は色々な空想をかき立ててくれます。私が空想したように孫も何冊かの本を読みながら、一冊の本に出合うことでしょう。楽しみです。孫と時々風呂に入ろうかな~。

「久方に 孫に誘われ 風呂に入る 本の話で 夢中になって」

「そう言えば 井伏鱒二の 小説が 私の心に 火をつけたよう」

「本を読み 空想巡らす 日々欲しい あくせく生きて 忘れかけてた」

 

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