人間牧場

〇老化をしないために

 人は誰しもいつまでも若くありたいと願うものです。かく言う私は昨年誕生日を迎えた折、「後期高齢者」というレッテルを貼られてしまいました。それはそれとして否応なしに受け入れなければなりませんが、どうすれば老化の速度を遅くして健康寿命を伸ばせるのかか、色々と考えながら日々を過ごしています。

 私の健康寿命を延ばすメニューの一番は、何といっても一日1万歩を目指して歩いているウォーキングです。歩くことが健康の基本だと信じているので、日ごろ健康に過ごせているのはもう10年以上続けているウォーキングのお陰だと、手前味噌ながらやっています。勿論妻の作ってくれる健康にいい毎日の食事も欠かさず美味しく食べています。

 昨日新聞を読んでいたら、①外見的な老化を防ぐには日焼けをしないこと、②タバコを吸わないことが大事と書いていました。生まれてこの方タバコは吸ったことがないので②は大丈夫ですが、日常的に外に出て仕事をしたり活動しているので、長袖の服や麦わら帽子を使って予防しているものの①の日焼けは少し諦め気味です。

 毎日顔を洗う時鏡に映った自分の顔や手の甲を見ますが、かなり日焼けしているようです。紫外線や赤外線は肌の細胞を壊すらしいのですが、UVカットの日焼け止めなど無縁な年齢なのでどうしようもありませんが、極力注意をしたいと思っています。

 内見的には、①慢性的な運動不足を防ぐこと、②長時間座り続ける生活をしないこと、③タバコやお酒を控えることだそうですが、これまで脳は大人になったら衰えるだけと言われていましたが、大人になっても新しい神経細胞を造り続けることが発見されたようで、脳と心は密接な関係があるため、脳という器官を健康に保つためには、新しい学びや体験を続けて、絶えず脳に刺激を与えることが大事なようです。「脳が老いると体も老いる」ことを肝に銘じて、脳トレを頑張ろうと思います。

「高齢者 レッテル貼られ 日々生きて いるけどまだまだ 私若松」

「日焼けすな 書いているけど そりゃあ無理 日焼け止めなど 塗る気にならず」

「これからは 脳が老いると 危ないと 肝に銘じて 生きてゆこうと」

「もう既に 健康寿命 過ぎている そのことわきまえ 新たな刺激」

 

 

 

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇じゃこ天のお店が仮店舗で営業を始めました

 25年の長きにわたって、ふたみシーサイド公園の一角で漁協女性部がじゃこ天のお店を開いていましたが、この度のリニュアール改修工事で今月末から来年3月まで閉園するため、灘町集会所横の広場に仮店舗を造って営業することになりました。

仮店舗での営業が始まったじゃこ天の店

 開業や営業に最初から深く関わっていたこともあって、移転のお手伝いをしましたが、一昨日から仮店舗で営業を再開したようです。一昨日気になって覗いてみましたが、プレハブの仮店舗でにはおばちゃんたちの笑顔が戻り、真剣な顔で美味しいじゃこ天を作っていました。

 作りたての熱々じゃこ天の味見をさせてもらいましたが、25年間で作り上げた味は変わることなく伝承されているようで、先ずは一安心といったところです。土日のみの営業となっている名物のタコ焼きも始めたようで、道の駅名物の駅弁鯛めしも加われば、来年3月までは何とかしのげそうだと安心しました。

 仮店舗での営業は食べる物を実演販売するだけに衛生面を含め色々な制約がありますが、食中毒が心配な夏場でもあり、コロナ禍の今だけにより一層の安心安全が求められます。しっかりと気を引き締めて、来年の3月の移転までの間を乗り切って欲しいと願っています。

「じゃこ天の 勇気と決断 仮店舗 営業再開 頑張れ一声」

「気になって 覗いてみたが 皆元気 笑顔を添えて 商売繁盛」

 

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇オンライン会議

 新型コロナウイルスの影響で、すっかりお馴染みとなったオンライン会議ですが、私たちのような庶民にはまだ馴染みが薄く、私のパソコンにZoomというソフトを息子に入れてもらい、使えるようにしているにもかかわらず、相変わらパソコンが苦手という意識が先に働いて、中々使えないというの正直なところです。

八幡浜のコダテルをお借りしました
集まったメンバー
参加したメンバー

 しかし世の中にはこうした先端技術を使いこなせる、何とも羨ましいメカに強い人がいるもので、昨日は八幡浜向灘のコダテルという施設に、地域教育実践交流ネットワークえひめの主力メンバーが出向き、メカに強い平岡さんが機材を持ち込んで接続し、午後5時からオンラインによる第一回実行委員会が開かれました。接続参加したメンバーは20人程でしたが、コロナウイルスの影響で、画像に写った人の半分ほどは、半年ぶりの再会でした。

 参加したメンバーもオンライン会議はまだ余り慣れておらず、久し振りの再会ゆえに自己紹介だけでも30分以上の時間を費やしてしまい、議論の時間が多少短くなりました。それでも中尾さんや平岡さんの導きで会議が始めると、途切れることなく色々な意見が出て、とても有意義な90分間の会議となりました。

 毎年国立大洲青少年交流の家で年末12月に開いていた交流集会も、今年はオンライン会議となりそうで、その準備のためいつもの年より細やかな準備が必要なようで、オンラインによる実行委員会を何度か繰り返し、新しい時代に相応しい活動に仕上げたいと思っています。それにしても慣れないオンライン会議は疲れます。

「迎え来た 仲間の車に 便乗し 1時間かけ 八幡浜まで」

「パソコンが 苦手な私 可燃心 自燃格上げ 目指しているが」

「今年は 集まらないを 前提に オンライン会議 前途多難だ」

「オンライン 要らぬ力が 入り過ぎ 精神的に 疲れありあり」 

 

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇双海町はガソリン難民

 私たちの町にはこれまで上灘地区に3ヶ所、下灘地区に2カ所ガソリンスタンドがありました。過疎化が進んで経営が立ち行かなくなったり、地下タンクの更新基準が厳しくなって再投資することが難しくなって次々と廃業し、最後まで残っていた下灘地区の綿井さんのガソリンスタンドが、4月末でお店を閉め双海町民はガソリン難民となってしまいました。

跡形もなく更地になった下灘のガソリンスタンド

 ガソリンや灯油は私たちの暮らしに欠かせないものなので、私たちのように車に乗ってあちこちに出かけ、そのついでにガソリンを入れたりする者にとっては、別にさほどの不自由は感じませんが、遠出しない年配の人たちにとっては痛手で、免許証返納を考えている人もいるようです。

 お酒類や石油類は安売り競争が激しく、1円2円差の値段に釣られる人も多く、地元で買うメリットが金銭的に少なくなっていたのも要因の一つですが、なくなって初めてその不便さに気づく人も多いようです。昨日下灘の交差点信号付近にあった綿井石油のガソリンスタンドの前で赤信号待ち停車をしましたが、すでに給油のための施設は跡形もなく撤去され、更地になっていました。

 便利さや安さに目と心を奪われている間に、また一つお店の火が消え、町の様子が変わり不便になりました。軽四トラックのガソリンが底をつき始めたので昨日は、わざわざ10㎞以上離れた伊予市街のガソリンスタンドまで給油に出かけましたが、何とも不便な世の中になったものです。

「町内の 5カ所もあった スタンドが ついになくなり ガソリン難民」

「安売りや セルフに押され 経営が 出来なくなって 白旗閉店」

「また一つ 町内の店 閉店し 寂しい限り なくなり気づく」

「世の中が 便利になったと 言うけれど 田舎じゃ不便 益々進む」

 

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇私の心の隠れ恩人

 私は色々な場所に出かけ色々な人と出会い、その都度凡人ゆえに色々なことを見聞きして教わりながら今日まで生きてきました。もしあの人と出会わなかったらこんな考えにはならなかったと思うことがいっぱいあります。

 先日の新聞に「14歳の君へ・わたしたちの授業」という特集記事が載っていました。数学者の秋山仁さんへのインタビュー記事でした。もう昔のことなので正確には覚えていませんが、秋山さんと出会ったのは、国立大洲青年の家(現青少年の家)で開かれた研修会でした。青年の家の運営委員長をしていたので、講演の後秋山さんと私の対談があり、私が質問する形でした。

 秋山さんは人間を氷に例えて話されました。人間は生まれつきというのは殆どなく、読む、聞く、見ることによって大きな氷に成長するので、30歳までにそのことをしっかりやるよう勧められました。そして読んだら書く、聞いたら喋る、見たら実践することをやれば、氷山の一角は9:1(沈んだ部分と浮いた部分の比率)だけど、人間は8:2~1:9に浮かび上がると諭されました。

 この話を自分に置き換え、読んだら書く、聞いたら喋る、見たら実践することを心がけ、今を生きています。お陰様で凡人の悲しさから1:9には遠く及びませんが、日々努力を惜しまず生きているつもりです。思考力を鍛える、熱中して見方を変えて、これからもしっかり生きようと思っています。秋山さんは私の心の隠れ恩人です。

「新聞に 昔出会った 人特集 懐かしくなり 記事を切り抜き」

「書く・喋る 実践するを 実行し 氷山一角 増やす努力を」

「音楽の 苦手な私 ハーモニカ 努力甲斐あり 吹けるようなる」

「なるほどと 思うだけでは 進まない 実践重ね 生きるが大事」

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇アジサイの花

 庭先や街中を彩る花にとって、水は太陽や空気、土とともになくてはならないものの一つですが、余り雨が降り続くと病気などが発生するため、梅雨の長雨は厄介です。でもアジサイという花はむしろ雨に濡れた方が綺麗に見える不思議な花です。

 7~8年前からアジサイの花が終わった頃、剪定した枝をあちらこちらから貰って挿し木をし始めました。活着した苗を人間牧場のウッドデッキ周辺に植えこみ始めましたが、日あたりや赤土系の場所が良かったのか、その後順調に育ち沢山の花を咲かせるようになりました。

 最初は名札をつけて、誰に貰ったか苗の出どころまで名札をつけたりしていましたが、今はそんな暇もなく花が終われば摘み取ったり、雑草刈り程度の大雑把な管理に終始していますが、アジサイの花は見応えのある綺麗な花を毎年咲かせています。

そんな中で、水平線の家の玄関先の木陰に植えた青色系ガクアジサイの花が、とても綺麗なのに久しぶりに出かけた妻が気がつき、一昨日は二人でアジサイ談義に花を咲かせました。庭先でアジサイを育てて楽しんでいる妻の実家の兄嫁は既に花の剪定を終えたと、LINEに書き込みがありました。

「アジサイの 花それぞれに 趣きが 自然が生んだ まるで芸術」

「丹精を 込めて育てた アジサイの 花に心を 癒され幸せ」

「この花は 誰に貰った ものさえも 忘れてしまい 申し訳ない」

「雨に濡れ 咲くアジサイの 見事さよ 間もなく剪定 来年のため」

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇束の間憩いのひと時

 昨日の夕方午後4時ころ、仕事を終えて帰ってきた妻を誘って、人間牧場へアジサイの花の見学とスモモの収穫に出かけました。私はこのところ毎日の様に人間牧場へ足を運んでいますが、妻は桜が咲いた春のころ出かけ以来出かけていないので、快く同行してくれました。

ロケ風呂を沸かし入浴を楽しみました

 この時期は藪蚊が出るので、お互い蚊取り線香を腰にぶら提げ、妻は今が盛りと咲き誇るアジサイを、ウッドデッキの上から観賞したり、眼下に見える穏やかな瀬戸内海伊予灘の海を見ながら、「あの島はどこ」などと私に聞いて、山口県の周防大島が意外と近い場所に見えるのに驚いた様子でした。

 その後通称バカモモと呼んでいる鈴なりのスモモを籠一杯に収穫しました。この時期は野鳥が沢山スモモの実に群がり、熟したのから手当たり次第啄んで、結構傷んでいました。まだ少し早いようで熟すまでには2~3日かかりそうなので、折角の機会なのでロケーション風呂を沸かそうという話になり、ボイラースイッチを入れて程よい温度のお湯を7分程溜めました。

 ロケーション風呂周辺は人里離れたプライベート領域なので、海側の揚げ窓をいっぱい押し上げ、私、妻の順で入浴を楽しみ汗を流しましたが、残念ながら妻の入浴シーンだけはNGとなりました。束の間の夕暮れ時の短い時間でしたが、昨夜は文化協会の総会があるため、早々に引き上げて帰りました。

「仕事終え 帰った妻を 誘い山 アジサイ鑑賞 スモモ収穫」

「オーシャンビュー 何回見ても 飽きません 妻に聞かれて あれこれ説明」

「風呂沸かし 海島見ながら 入浴す まるで温泉 最高でした」

「のんびりと 束の間ひと時 水入らず リフレッシュする 心癒され」 

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇わらしべ長者

 土曜日に人間牧場へ20人ほどの来客があり、日曜日にはその後片づけに出かけましたが、帰り際スモモ畑に入り、息子と二人で早生系スモモの収穫をしました。この時期になると毎年のことゆえスモモを欲しがる人が何人もいて、「もうそろそろ」とメール書き込みなどしてくるのです。

魚屋さんから頂いたチダイとタコ

 日曜日の午後からは親類近所や知人に少しずつ小袋に入れてお裾分けをしました。ところが何人かからお礼にと色々な物をいただきました。中でも魚屋をしている女性が昨日の夕、チダイとタコを届けにやって来てくれました。まさにわらしべ長者のようだと大喜びでした。昨晩は会議があって夜が遅かったため、発泡スチロールの中に冷蔵庫から取り出した氷を入れて、一晩寝かせました。

 今朝は早速チダイの鱗や内臓、エラなどを取る粗調理をして水洗いし、冷蔵庫に収めました。タコは塩でよく揉んでヌメリを取り冷水から茹でました。わが家は2世代同居家庭なので、基本的にいただき物は全て2等分して若嫁に渡してやるのです。若嫁は料理が得意で魚や野菜でも上手く料理をして、わが家へのお裾分けもかかしません。

 これから若嫁はスモモを使ってジャムを作ったりして、勤めている実家のお店に出入りする親しい人に配る、スモモ外交が始まるようですが、収穫だけは私一人の仕事なので、少し楽しみ少し憂鬱といったところです。今年もスモモは豊作のようで、これから暫らくは足の速いスモモと格闘をしなければなりません。

「この時期に なると毎年 楽しみに スモモまだかと 催促メール」

「極早生の スモモ収穫 したけれど 美味いスモモは 野鳥が先に」

「差し上げた スモモのお礼 鯛やタコ 届いてまるで わらしべ長者」

「収穫は 私の仕事 いただいた お礼は家族 皆に分配」 

 

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇カブト虫の季節がやって来ました

 昨日6月21日は昼が一番長く夜が一番短い夏至の日でした。日の出は4時59分、日没は7時23分で、12月21日冬至の日の出7時21分、日没5時04分と比べると、日の出は2時間24分早く、日没は2時間19分も遅く、昼時間と夜時間の長さの違いを改めて実感するのです。実際には6月12日頃の日の出4時57分が一番早く、12月1日頃の日没が5時00分が一番遅いようですが、まだ梅雨も明けず真夏にはなってはいないのに、暦の上では日の出が遅く日没が早く昼の時間が段々短くなっているのです。

間もなく這い出す角を持ったカブト虫
網囲いした落ち葉ストッカー

 昨日息子と二人で人間牧場の後片づけをした後、カブト虫の養殖に使っている落ち葉ストッカーの様子を観察ました。落ち葉と豚分を入れて発酵した土の上にかぶせた寒冷紗や枯れ木をそっと剥がしてみると、その下には既にさなぎから羽化して成虫になり始めたカブト虫が何匹か確認することができました。息子の話によるともう1週間もするとカブト虫の成虫は地上に這い出してくるようです。成虫になるのはオスが一足早いようですが、そろそろ網掛け準備をしよと、倉庫から私が作ってしまっていた金網蓋を取り出しました。

 コンクリートブロックを積み上げ、私が手作りした落ち葉ストッカーには、山から拾い集めた広葉樹の落ち葉と、大洲市柳沢の石岡さんの養豚場から貰った豚分を入れて発酵させ、石岡さんの養豚場の豚分の中から集めて持ち帰った幼虫を入れて育てています。カブト虫には角のあるオスと角のないメスがいますが、最初出てくるのはオスで、最後になるとメスが多いようで、これからは毎日の様に地中からはい出したカブト虫を集めて持ち帰り、ゼリーの餌を与えて育て、息子たちは今年も松山空港などで配布する予定のようです。

「夏至となり 一年中で 昼長い 夏の季節が やって来ました」

「ストッカー 落ち葉と豚分 混ぜ込んで カブトの幼虫 地道に育て」

「ストッカー 早くもカブト 成虫に 土中這い出す 金網囲う」

「忙しく なりそな予感 これからは 毎朝カブト 集めに出かけ」

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

◯中山十彩会の来訪準備

 昨日の夜は長男息子が懇意にしている中山十彩会の皆さんが人間牧場へ来るというのです、朝9時半年輪塾の筆頭塾生である浜田さんとともに、小道具を軽四トラックに積んで人間牧場へ向かいました。

新型コロナウイルスの影響で、長い間来客自粛をしていたため二人で大掃除をしました。浜田さんは水平線の家の板間にワックスをかけるため、板間の小道具を全てウッドデッキに出し刷毛でワックスを丁寧に塗りました。

私は人間牧場の進入路に溜まった落ち葉や腐葉土を専用の鍬でかき出し集めて道の両側にはねました。これが中々の重労働で、まつわる薮蚊に悩まされながら大汗をかいて作業をしました。本来なら主催者である息子がやる仕事ですが、息子は町家で行われているビワの即売手伝いに出かけて留守でした。

 

超大型の蚊帳を張る作業y

昼食は国道沿いまで下りてラーメンショップで美味しいラーメンを食べました。そのうち息子が帰り、ウッドデッキに超大型の蚊帳を貼る作業をしました。人間牧場に蚊帳を張るのは五年ぶりとあって、多少戸惑いました。

 

[ この記事をシェアする ]