人間牧場

〇クヌギの木の鉢植え

 今年もわが家に熱い夏がやって来ました。わが家の暑い夏と言えばカブト虫です。同居の長男息子はもう50歳になろうかというのに、家の倉庫と人間牧場の落ち葉ストッカーを使って、何故かカブトムシの幼虫を育てています。別にカブト虫を育ててお金儲けをする訳でもなく、大事に育てたカブト虫を虫かごに入れ、松山の空港ロビーで子どもたちに無償で配っているのです。

すっかり大きくなったデスプレイ用のクヌギの鉢植え

 「何のために?」と、少し首をひねりたくなるような活動ですが、今年は新型コロナウイルスの影響で、松山空港発着の飛行機便がかなり減便され、その行方が気になっているようです。でもいつもの年のように、カブト虫の幼虫は順調に育っているようで、息子は一人黙々準備を進めています。

 3年前から、無償配布の会場のデスプレイ用に、大きなビニール鉢5鉢ににクヌギの苗木を植え、庭の隅で育てています。クヌギの苗木で木・林・森を感じてもらおうという試みですが、植えて3年経つとクヌギの苗木はスクスク成長し、今では私の背丈を超えるほどに成長して、目論見通り大きくなりましたが持ち運びが難しくなるようで、来年は畑でドングリを播いて育てている苗木に、バトンタッチしなければならないようです。

 3日前その鉢植えクヌギを広い中庭に、息子と2人で移動させました。根元の草を引いたり整枝してたっぷり水をやりましたが、これから約1ヶ月間この場所で養生し出番に備えます。馬鹿げた息子と、口車に乗って馬鹿げた手助けをする親父の姿を呆れて見ている妻と若嫁の、諦めにも似た冷たい視線?を感じながら・・・(大笑い)

「3年前 植えたクヌギの 苗太り 今では背丈 超えて立派に」

「馬鹿げてる 50の息子 カブト虫 育てて無償 配布黙々」

「馬鹿げてる 親父も息子の 口車 乗ってあれこれ 手伝いしてる」

「木・林 森を感じる デスプレイ 今年の夏も 空港ロビー」

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