人間牧場

〇翠小学校の運動会

 シルバーウイーク期間中の9月20日、立ち寄った親友の浜田さんと一緒に、急な思いつきで翠小学校の運動会を見に行きました。これまでにも何度か運動会のご案内を受けていましたが、県内外への出張で見る機会を逸していました。先日町内の有線放送で、「翠小学校のギンモクセイの花が咲き始めました。見に来ませんか」と紹介されていたし、先日校長先生に双海中学校の運動会で出会った折、「連休中がギンモクセイの満開のようなので見に来てください」とご案内を受けていたので、楽しみにして出かけました。

秋晴れの翠小学校運動会
秋晴れの翠小学校運動会
周囲一キロに香りを放つ満開のギンモクセイ
周囲一キロに香りを放つ満開のギンモクセイ

 児童の数が僅か16人の小さな小学校の運動会ですが、毎年のことながら校区総出でやっている運動会だけに、県道沿いには沢山の車が駐車していて、私を降ろした浜田さん運転の車は石、窯香房みどり付近まで駐車に持って行きました。校門に入ると校長先生が言っていたギンモクセイが満開で、甘い香りが学校全体を優しく包み、香りを写真に撮れないのが残念!!って感じでした。翠小学校では運動場の白線トラックに杉葉を差し込むユニークさで、入場門も杉葉で出来ています。多分PTAや地区ぐるみで手間暇かけて作ったことでしょう。

 この杉葉がまた木造校舎やギンモクセイの大木と見事に調和し、これぞオンリーワンといったところです。翠小学校も校区外通学や移住促進などを推進しているお蔭で、地元の子どもの数は少ないものの、児童の数は上向きだそうで、何はともあれ一安心といったところです。学校という字を分解すると「木が交わって学ぶ」と書きます。珍しい木造校舎や、市指定天然記念物ギンモクセイの大木を見ながら、子どもに及ぼす無形の恩恵を感じましたが、子どもの数だけで、コミュニティを無視した学校統廃合を進めるご都合主義的な現代のやり方に、一石投じる翠小学校の教育に大きな拍手を送りたいと思います。

  「ギンモクセイ 周囲一キロ 香しい 匂い振り撒き 存在感を」

  「児童数 たった16 だが凄い 地域総出で 杉葉トラック」

  「少しだけ 今年は早く ギンモクセイ 運動会に 花を沿え咲く」

  「来年も 来たいと思う 運動会 オンリーワンと 自慢がしたい」

[ この記事をシェアする ]