○ウィークリーえひめ掲載記事
私は、日本銀行松山市店内に事務局がある、愛媛県金融広報委員会の金融広報アドバイザーをやっていますが、事務局から先月ウィークリーえひめに原稿を書いて欲しいと依頼され、あれこれ迷った挙句二宮金次郎のことについて書くことにしました。締め切りに間に合うように原稿をPCで書いて事務局へ送ったこともすっかり忘れていた一昨日、更生保護女性会の総会に招かれて、会場となっていた双海地域事務所を訪ねた時、事務所の松本さんから、「ウィークリーえひめを見ていたら、若松さんの書いた記事が載っていました」と、丁寧にも掲載紙を手渡してくれました。地方紙ならいざ知らず、こんなタウン情報にまで目が届くとはと感心してしまいました。別れ際「PDFファイルにして送っておきました」と、私がブログに使って保存するであうことを想定し、かゆい所に手が届くような配慮です。
講演が終わって自宅へ帰り、Gメールを開いてみると、年輪塾ネットに書き込みがされ、PDFファイルが添付されていました。
今朝は早立ちで岡山県へ行くため、ここまで書いて家を出ようとしましたが、PDFファイルを挿入する手順を間違ってしまい、結局自宅へ帰ってから、朝書いたものを全て破棄し、新たに書き加えることになってしまいました。
今回の原稿は左のPDFファイルの通り「二宮金次郎は何の本を呼んでいるのだろう?」です。「読む人の中には「二宮金次郎なんて古い話」と思われる方がいるかも知れませんが、二宮金次郎の教えは今の時代だからこそ大切な教えなのです。
お金の教育は現代教育の欠落部分といわれるように、学校も家庭も社会もこれまで子どもたちに熱心に教えてきませんでした。特に家庭教育で正しいお金の使い方を教えていなかったことが、金銭感覚の麻痺した現代の青少年犯罪に大いに影響しているのです。
私がウィークリーえひめに原稿を書いたのはこれが2度目ですが、その時は「大きな音のしない落し物」ということを書いたと記憶しています。10円や100円や500円の硬貨を落とすと「チャリン」と音がして、誰もが振り向き、落としたことに気がつくのですが、千円札や一万円札は10円・100円・500円より高価なのに音がせず、落としたことに気づかないのです。私たちは枝葉末節に気を配るけれども、目に見えない大切なものを失っているのではないでしょうか。一度じっくり考えて見ましょう。
「早立ちで 急いで書いた 原稿は 入力ミスで ゴミ箱移動」
「金次郎 何の本読む? 知っている? 聞いては見るが 誰も答えず」
「PDF メール添付で 届いたり 早速ブログ ネタにして書く」
「記録した ゆえに記憶が 蘇る 先人の智恵 大事教わる」