○杵の調達ができました
一昨日、私と年輪塾生第一号の浜田さんが人間牧場で板間のワックスかけを終えて帰る途中、私の農地を貸している稲葉さんの農園に立ち寄りました。というのも浜田さんと清掃中稲葉さんは、12月19日に使く薪を段ボールに2つも持参してくれたのです。かまどに入る少し短めの薪ですが、餅つきだけに使うのは勿体ないようなので、これから冬場の薪ストーブの焚きつけにも使おうと思っています。稲葉さんの農地も随分様になって、唐辛子などは大豊作で、私にも鷹の爪のおすそ分けを随分いただきました。残念なことにサツマイモはイノシシの被害にあったようですが、その後地に秋植えのジャガイモを作付したようですが、今のところ順調に育っているようで、少し安心しましたす。
昨日西田さんと一緒にわが家にやってきた亀本さんは、清水さんとの約束通りもち米を持ってきてくれました。また私が豆腐が大好物ということを覚えていた西田さんは、田処の堅い木綿豆腐を沢山持ってきていただき、お礼のしようもないほど物が集まって来るのです。
そして一昨日待望の杵が2つわが家に届きました。高知県四万十市西土佐の旧友であり年輪塾生の和田修三さんが遠路はるばる届けてくれたのです。和田さんは先日立派な二段重ねの臼を用意し、山間米まで持ってきてくれましたが、大河内さんの丸いセイロ、和田さんの臼と杵、稲葉さんの薪、亀本さんのもち米と一通り全て揃いましたので、12月19日には盛大に餅つきをしたいと思っています。またギノー味噌の社長さんも連絡を取ったところ来るそうなので、ギノー味噌で美味い味噌汁を作り、ご飯を炊いて漬物と人間牧場特製の梅干しくらいで、日本食文化を楽しみたいと思っています。
こうして「かまどが完成した」「ご飯を炊いて食べたい」「餅つきをやりたい」などと、ブログや年輪塾ネットに書き込むと、誰彼となく連絡が入り、色々なものが調達できる情報の共有は凄いことだと、今更ながらインターネット時代の便利さを垣間見ました。もし私が下手だから、習ってないからなどとパソコンをいじっていなかったら、こんなことはなかったのですから、双方向性の情報を享受できることを喜ばなければなりません。
私のパソコンも今のところトラブルもなく順調に情報の発受信をしてくれています。ただこのところ私のスケジュールが詰まり過ぎて、パソコンに触る時間が制約されていることが難点ですが、今までのように何が何でもと気張らずに、肩の力を抜いてパソコンと向かいあって行きたいと思っています。
明日から4日間ほど鳥取、福井、広島と連続して県外へ出るためブログも疎かになりますが、ご了承ください。
「臼と杵 はるばる遠い 高知から 車に乗って えひめ嫁入り」
「餅をつく 書いたお陰で 何もかも 心許せる 友より届く」
「学校で 習わないのに パソコンを 独学やっと 使えるように」
「さあ出来た 後は当日 待つのみか 餅つく姿 夢に描きつ」