shin-1さんの日記

○今日は午前と午後と2回も講演をしました

 数日前愛媛県金融広報委員会から金銭教育講演会の話が持ち込まれましたが、あいにく日赤から講演の予約を受けていたのでお断りしました。ところが相手が午後でもいいので都合をつけてほしいといわれ、多少移動に時間がかかるもののお引き受けすることにしたのです。昨日の夜山口から帰ってパソコンをいじくっていると、ひょんなことからメールの送信ができなくなり、いくら私の朝知恵で動かしても送信エラーがでるのです。こんな時はジタバタしても始まらないと、息子と娘婿に電話をして事の顛末を話しました。講演先が日赤ということもあって、早目に家を出て娘宅へパソコンを持ち込み、娘婿に診察修理を頼みました。私の心配をよそに娘婿は慣れた手つきでチェックしていましたが、僅か30分ほどで復旧してくれました。故障ではなく何かの拍子でエラーが出たようで、家を出ました。折から集中豪雨のような激しい雨に見舞われましたが、娘の家を出るころには雨も小降りとなって、修復の終わったパソコンを車に積んで日赤へ向かいました。

若松進一ブログ

 日赤の正面玄関には電話連絡で確認した通り、女性の方が2名待っていてくれ、2階の応接室に通されました。二男が看護師と伊sて勤めている病院なので、少し気づかい、少し緊張の面持ちで担当の方たちとお話をさせてもらいました。家を出るとき妻から「息子が恥をかくようなことだけは言わないでほしい」と釘を刺されていたので、会議室で80人の人を前に話した90分の話は、最初できるだけ言葉を選んで話していましたが、興が乗ればいつものように田舎のことばそのままにのったはなしをさせてもらいました。

 幸い日赤で看護師をしている息子は今日は東京へ出張だそうで、顔を合わせることもなく帰れてホッとしているのです。bン頭をご用意いただきながら、時間が余りないので手提げお持ち帰りにしてもらって車に乗り込み、奥道後コース~農面道路を走り、今回が二度目となる西条市楠河公民館を目指しました。幸い30分前に到着し、主催団体である東予地方局県民生活課や、楠河公民館の方々と談笑しながら時間が来るのを待ちました。今日西条では三芳地区ではカラオケ大会があるらしいので、圧ありがイマイチだと言っていましたが、最終的には50人近くの人が集まり大盛況でした。


若松進一ブログ

 テーマが金銭教育を中心に据えた子育ての話なので、私の経験を交えてお話ししました。若いお母さんもたくさん集まっていただき和やかな集会となりました。午前中90分、午後90分、合わせて一日に3時間も話したのですが、そんなに疲労感はなく、再び奥道後の道を帰りました。

 このところ、梅雨の末期とでもいうような激しい雷雨や突風が吹いて、気象の異変が地球温暖化の異変を感じさせるようでした。帰るころには雨も上がり、さわやかな風がすっかりミドリ一色になった田んぼの稲を揺らして通り過ぎていました。梅雨が上がるともう間もなく暑い暑い夏がやってくるのです。健康に注意して暑い夏を今年も乗り切りたいと思います。

  

  「午前午後 一時間半ずつ お喋りし 今日も元気で 舌好調です」 

  「何話そう そう思いつつ 壇上へ 気がつきゃ終わる 喋りの極意」

  「嬉しいね 熱心耳を 傾けて 聞いていただき さらに飛躍を」

  「聞く人の レベル高いか 寝る人も なくて熱心 相槌うちて」


[ この記事をシェアする ]

shin-1さんの日記

○東予地域ニューツーリズム現地調査③

 私たち現地調査の一行は旧宇摩郡とは言いながら、交通アクセスがうまく結ばれていないため、新宮から乗った高速道路を一旦下りて山深い旧別子山村を目指しました。眼下には四国中央市のすべての街がまるで飛行機にでも乗っているように一望できましたが、新宮ダムや・瀬ダム、富郷ダム別子ダムと4つのダムで仕切られた人口の湖を横目に見ながら、ダムの恩恵で整備された道を登って行きました。やがて道路は四国山系に分け入り渇水で水の少なくなったダム湖や川を横目に見ながら、橋、トンネルで超え目的地である森林公園ゆらぎの森へ到着しました。第三セクター悠楽技の近藤鉄男社長と面談しました。度肝を抜かれたのはまるで傘を広げたような藤棚を兼ねた直径10メートル以上もあるパーゴラでした。揺らぎの森の運営席に医者である近藤社長は人懐っこい方で、いろいろな夢を語りました。もし私だったらこんなことがしたいと、恥も外聞もなく思いつくままに夢を語り合いましたが、ゆらぎの森は発展途上で、年間2~3万人の観光入込客数をいかに5万人いするかということを考えたのです。遠隔で冬の間は雪に閉ざされるな地理的条件はいかんともし難いのですが、手つかずの観光資源は無限にあるように思いました。筏津山荘の傍で自生地を増やしているキレンゲショウマも個人が増やしているクマガイソウやカタクリの花などの高山植物はとても魅力があると感じました。更には筏津山荘裏の坑道跡も立派な産業文化遺産なのです。

若松進一ブログ
(まるでこの木何の木と言いたくなるような日本最大級の藤のパーゴラ)

若松進一ブログ

(パーゴラの中はまるで傘を広げたような雰囲気でした。

 私たちの町のような暖地ではもうとっくに終わっているアジサイの花が高地ゆえに2週間遅れの今頃満開を迎えていました。法皇アジサイラインには色とりどりのアジサイの花が咲き雨に打たれてそれは見事な風情を醸していました。飽和状態の新宮のアジサイも見応えがありますが、こちらのアジサイもそれに勝るとも劣らぬ規模で、新宮と別子山が連携すれば花の季節を1ケ月間も長く楽しめるのです。

若松進一ブログ
(別子山側にあるアジサイ公園も見事でした)

 急別子山村のクマガイソウもキレンゲショウマもカタクリノハナも、もちろん沿道に咲く菜の花も自生地をしっかりとコントロールさえすれば、新しい魅力となって、5万人は決して到達できないような魅力があると感じました。

若松進一ブログ
(筏津山荘の裏で大事に育てられている珍しキレンゲショウマの花)

若松進一ブログ
若松進一ブログ
(この石も地質学上貴重な資料です)

若松進一ブログ
(ゆらぎの森の中心施設)

若松進一ブログ

(ゆらぎの森の宿泊施設)
若松進一ブログ

(筏津山荘前の池ではニジマスの養殖が行われていました)
若松進一ブログ
(筏津山荘裏の坑道跡はリアルな採掘風景が展示されていました)

 新居浜と合併する前の旧別子山村時代に整備した諸施設は想像以上に立派でした。峠の道を超えて新居浜へ帰りましたが、はてこれらの施設を生かした観光を始めるにはまず新居浜市民にどれでk知ってもらうようアピールするかがまず一番先にやらなければならないことのようです。幸い新居浜と四国中央市はNS(新居浜と四国中央市の頭文字)観光推進の組織を立ち上げていて、両市長さんも積極的だと聞きました。瀬戸内海に面した産業ルートと、四国山脈に面した山岳観光ルートを組み合わせれば、香川や高知、また瀬戸大橋と結んだ新しい活性化戦略が生まれそうです。これはもう是非実現したいと思いました。


  「手つかずの 自然が残る 別子山 遠いがゆえに 人もまばらで」

  「来る人を 倍に増やそと 夢語る やればできるさ わが町だって」

  「中にいりゃ 見えぬものだが こりゃ凄い 藤のパーゴラ 和傘のようだ」

  「雨の中 アジサイ手入れ する二人 見逃さないで これが観光」

 

[ この記事をシェアする ]