○そわそわ
今日は長男の嫁が孫を連れて検診にやって来ます。今は仕事の関係で結婚以来松山市に住んでいますが、やがてわが家へ帰って暮すため住所をこの町に置いてまるで二重生活のようなことをやっています。先日保健婦さんから乳児検診の通知があり、連れて来るのだそうです。そういえばこのところ忙しくて孫の顔も見に行ってないと思い、パソコンのフォトコーナーに設けているフォルダーを開けてみました。誕生して2ヶ月余りが経ちましたが、一週間前の10月30日、出かけた時に写した写真が出て来ました。
子どもの成長は早いもので、誕生して2ヶ月が経ちましたが、こんなに大きくなりました。しかし5月に生まれた長女の子どもは同じ年に生まれた同級生なのにもう寝返りもどんどん出来て下端が2本も生えてきているのです。体重なんかまるで横綱とフンドシ担ぎくらいの差があるのですが、小学校へ入る頃には同じようになるのですから不思議な話です。
長男は長男教育をしているため、わが家で暮らしたいようですが、嫁の考えも聞いて慎重に暮しを組み立てて行かなければなりません。異世代が同居することは中々大変だということは、嫁であるわが妻が一番良く知っているので、妻の判断に委ねたいと思っていますが、いま少し二人だけの暮らしも味わいたいと思っています。そうしないと親父の面倒を見て疲労気味の妻の気の休まることもないのです。
長男家族がわが家に住むためには家を改造する計画から始めなければなりません。比較的新しいと言っても昔風の家の造りになっているわが家は、襖で仕切られ洋間が殆どないのです。現代人は畳より椅子やスリッパでの暮らしですから、若者向きに改造しなければなりません。幸い長男は建築関係の仕事をしているので、2階部分をリフォームさせていと考えていますが、それ相当の資金も必要です。老後の蓄えからの出費は生活設計に基づかないと、かえって息子夫婦の負担になってしまいますから、しっかりと相談して決めたいものです。
孫や嫁と同居する嬉しいようなそわそわと、家族が仲良く同じ屋根の下で暮らしていけるウロウロが同居しそうな思案の日々が続きます。
「孫帰る そんな準備の 気構えを 妻と二人で 秋の夜長に」
「早いもの 孫の成長 日に見えて 笑う仕草が 頭に浮かぶ」
「じいちゃんと 呼ばれるわが身 気がつけば 六十路迎えて 白髪ちらほら」
「年金の 集い招かれ 話する 行く道なのか 妙に親近」