shin-1さんの日記

○私の似顔絵の名刺が好評です

 私は長年慣れ親しんだ役場の名刺台紙を昨年の夏から使わなくなりました。使わなくなったというよりは役場に関係のない人間が役場の名刺台紙を使うのは気が引けたし、役場へ電話して台紙はと注文しても色よい返事が返ってこなかったからです。そこで思い切ってわたなべえつこさんに書いてもらった似顔絵色紙を利用することになったのです。最初は退職した私にとって名刺など必要かどうかも考えました。私には金融広報委員会のアドバイザーや、えひめ地域づくり研究会議代表運営委員などの名刺を作っていますが、使う場所が限られており、この図案を思いついたのです。最初えひめ地域政策研究センター研究員の清水さんの紹介で500枚を刷りましたが、あっという間に売切れてしまいました。

 妻曰く、「お父さん名刺もタダじゃあないのですからもっと大切に使ったら」のアドバイスを聞き入れてましたが、時既に遅しで全部なくなりました。そこで今度は少しいらって1,000枚印刷しました。原価計算してみると何と何と一枚21円もかかるそうで、これは大切に使わなければならないと、妻の忠告を肝に銘じました。何気なく差し出す名刺、何気なく頂く名刺、原価計算などしたこともなく使っていた名刺もこれからは有料にしてはどうかと思うのです。ちなみに一枚50円いただくと、1,000枚で5万円で29,000円の儲けとなります。多分日本全国何処へ行っても名刺を販売している人など見たことも聞いたこともないので、これは新しい商売になるかも知れません。「日本初・名刺を売る男」ってな具合です。ただしこの商売、名刺を刈ってくれる人がいることが儲けの条件ですから、そんな人を探したいものです。ちなみにこの収益金は人間牧場の運営資金に当てるというアイディアも使ってみたいですね。

 それにしてもこの似顔絵凄く特徴をつかんでいますよね。今日一ヶ月ぶりに散髪に行き男前を上げてきましたが、散髪屋の鏡に映った姿を見て、わたなべえつこさんはよく私の特徴を捉えているなあと感心しました。似顔絵を書く人に聞いた話ですが、人の特徴はその場でのインスピレーションで決まるのだそうです。私の場合もそんなひらめきから夕日をバックに書いたのかも知れませんね。

  「肩書きは 人間牧場 主と書く 名刺人気で 底をついたよ」

  「選挙にも 出ぬに名刺が 売れてます えー有料名刺 如何でしょうか」

  「似顔より 本物落ちる 男前 誰が言ったの 本気で怒るぞ」

  「俺の顔 絵になる人と 褒めました 座布団一枚 差し上げましょう」

 

[ この記事をシェアする ]

shin-1さんの日記

○コインランドリー

 今年の春は何時まででも寒さが残り、朝晩は最近までストーブを焚いていましたが、ここにきてやっと春を越して初夏の陽気となりました。人間とはほとほと勝手なもので、寒い時に重宝していた暖房器具や毛布類もいよいよ邪魔者扱いです。さてわが家のように広い家ならまだしも、都会の狭い家だと収納スペースにも限りがあるのでどうするのだろうと、他人事ながら心配しています。

 今日は午後から妻のお供でコインランドリーという場所へ行きました。店番も誰もいない店内には5台づつの大潟洗濯機と乾燥機が周りを取り囲み、さながらクリーニング屋さんのような雰囲気です。洗う量によって12キロ、17キロ、25キロなど容量が決められた洗濯浴槽を選び洗濯物を入れて蓋をし、コインを投入すると約40分のタイマーが動き始めるのです。外から中の洗う様子が一目瞭然分る仕組みになっています。左に右にまるで目が回るように回って洗い、すすぎ、脱水を繰り返し、重い毛布も除菌までしてしまうのです。洗い終わったら乾燥機で10分ほど乾燥して出来上がるのですが、僅か1時間で出来上がるのですから金額もそこそこなので、これは重宝だと思いました。

 私が2台の洗濯機と乾燥機の番をしている間に妻はちゃっかり所用に出かけ、終わった頃に帰るという離れ業ですが、私も備え付けの本を読みながらやって来るお客さんの行動を見ながら過ごすのですが、若い女性は家で洗濯した下着や衣類を持ち込んで乾燥機だけ使っています。恥ずかしくもないのでしょうが、カラフルな下着類が惜しげもなく目の前で回り、乾燥が終わると人前だというのに何のためらいもなくたたんでいました。この若者は独身だとおぼしき人は沢山の洗濯物を入れて、携帯電話で「今コインランドリーで選択してます」と恋人と大きな声で話していました。ああここにも小さな社会があるのかと思いながら約1時間の時を過ごしましたが、毛布4枚、敷きマット2枚の洗濯と乾燥で寒かった今年の冬ともおさらばしました。

 妻は2日間もこのランドリーにやって来て冬物手入れをしましたが、これらの毛布類は2、3日自然乾燥して今年の秋まで押し入れにしまうのです。妻はこれまで毛布類は風呂の残り湯で洗濯していました。その重労働もコインランドリーを利用するようになった昨年からは開放され、少々お金は要るものの楽になったと喜んでいます。妻の仕事ぶりを見ながら日々の暮らしも何かと大変だとしみじみ思いました。

 この連休の3日間、最初の一日はお寺参り、二日目と三日目は家の掃除や雑事に追われた私たち夫婦ですが、お陰さまで家rの中も随分片付き、明日からの英気を養うまでとは行かなかったのですが、いい骨休めの連休でした。

  「洗濯を 機械に任せ 本を読む 終わったブザー 俺を呼んでる」

  「人前で カラフル下着 見せるよに 恥ずかしもなく 若い人妻」

  「運転と 洗濯番で 付いて行く 俺も優しい 夫になった」

  「布団さえ 靴さえ洗える ランドリー 人間そのうち 手足要らなく」  

[ この記事をシェアする ]

shin-1さんの日記

○野菜と花の苗植え付け

 わが家の庭には妻が丹精込めて作っているプランターが10個ばかり並べられていますが、忙しいのか手入れが行き届かなくいつも季節遅れで雑草に覆われています。自分でも気になっているらしく昨日は花の苗を買ってきました。日々草や金魚草、ペチュニアなど様々でです。妻が買うのは安い苗らしく少しくたびれているのもありますが、少し手が空いたので妻が仕事に行っている間に植え替えてやろうと、殊勝な考えで挑戦しました。ビニールの広識にプランターの土を取り出し、丁寧に雑草や花の古くなった根を取り出し、新しい土と混ぜ合わせて再びプランターに戻し苗を植えるのですが、この作業がかなりかかり、植え受け終わったのは妻が帰る7時前になってしまいました。それでもそれなりの配置で植え付け水をやって一件落着のところに妻が帰り「まあ嬉しい。花を植えてくれたの。ありがとう」で、「チュー」まではありませんでしたがとても嬉しそうでした。わが家の庭もこれでガーデニングらしき風情が当分の間楽しめそうですが、朝晩の水やりは大変だろうと要らぬ心配もしてしまいました。(下の写真は私が植えたガーデニング)

 ところが何やら妻の両手にビニール袋のようなものが見えました。てっきり今晩の夕食の買い物かと思ったのですが、あにはからんや「お父さん、野菜の苗を買ってきたからこれも植えといてね」です。中を見るとピーマン、唐辛子、オクラ、モロヘイアなどがびっしり入っています。ピーマンなどは今流行の赤・青・黄色とまるで信号のような色付きのポットに植えられています。「疲れたし、今日は遅いから明日にする」と多少ぶっきらぼうに言いました。

 さて、わが家の菜園は家の敷地内にあってかなりの広さです。管理者は親父なので植える場合は親父の承諾が必要です。几帳面な親父は植え方が少しゆがんでいると直ぐに引っこ抜かれたり植え替えさされるのです。「じいちゃん、野菜の苗を買ってきたから何処へ植えようか」と相談すると「あれは何処、これは何処」と指図されたとおりの場所へ植える事にしました。植える場所はもう既に耕運機で綺麗に耕され、畝を切って植えるだけなのですが、畝切りも親父専用の紐があって、間隔も尺棒で測って植えろというのです。苗の植え付けが終わると裏山の竹を切って添え木を作り、土中に差し込んで水をたっぷりやり作業は終了です。まだ植えてない苗のキューリやかぼちゃも植えると、夏は収穫の季節を迎えれるのです。

(下の写真は私が植えた畑)

 それにしても私の植え方は親父の植え方に比べ、まだまだ修行が足りないようです。ご覧のように親父の菜園は草も生えないの?と見る人に言わせるほど草は小さい間に引いたり削ったりします。「親父は毎日が休みだからこんなに綺麗に出来るのだ」と思っていましたが、いざ自分が毎日休みになってもこのように美しくは出来ません。多分性分でしょうね。(下の写真は親父の作っているジャガイモの畑)

  「私でも ガーデニングの 真似をして ほらこんなにも 綺麗な花を」

  「褒める人 いないけれども 妻が褒め 嬉しいもので まるで子どもだ」

  「信号の 如きピーマン 植えつけて さてどの苗が 赤青黄色?」

  「竹を立て 竹に勝とうと する苗に 頑張れ声を 掛けつつ水を」


 

[ この記事をシェアする ]