○人間牧場の畑を耕す
今日は一日中、忙中閑ありのお休みです。久しぶりに「人間牧場」へ出掛けました。空は澄み渡りどこまでもどこまでも青い空と海が眩しいくらいに見えました。今日は少し風があったので遠くは九州や山口県、広島県の島々がくっきりと浮かんで見えました。
今日の作業はチエンソーで切り倒している木を小切りにして冬のストーブ用に薪を作りました。しかし後で気がついたのですが、残念かなマサカリを持って行くのを忘れてしまってがっかりです。それでも随分周辺が片付きました。
次に畑を耕すことにチャレンジしました。地中深くへ鍬を打ち込み根や雑草を取るのですが、これが結構きつい仕事です。鍬は斜面の上から下に向かって振り下ろし、その鍬で土を上へ上げて行くのですが、地中にはカズラの根や烏瓜の芋が無数にあって中々仕事がはかどりませんでした。それでも要領を得ると早いもので、この分だと夕方までには小さいながら畑一枚は開墾できると思っていました。ところが3時になって突然携帯電話がかかり、愛知県から2名のお客様が見えているというのです。しまった朝妻に「今日は愛知県からお客様が来るから」と言っていたにもかかわらず、時間が来たのも忘れて熱中して忘れていたのです。慌ててシーサイド公園へ車を走らせ2月の講演打ち合わせと相成りました。
我が家へ案内し「今日は天気も良いし人間牧場へでも・・・」と誘ったところ二人は人間牧場行きを希望されたので、狭い道を上がって行きました。
今日のロケーションはすこぶる満足いくものだっただけに、お二人とも満足されたようですが、途中の道の狭さに身体がこわばっていました。
さて開墾した畑に何を植えるか只今思案中です。カラスとイノシシ被害を覚悟しなければならないので、何でもという訳には行きませんが、春先まで石灰でも蒔いて畑を寝かせ、ジャガイモを植えてみようかとも思っています。本当は来年この赤土でサツマイモを植えれば美味しいのですが、イノシシ除けの防護策は人間牧場には似つかわしくありません。
エンドウやソラマメはどうでしょうかねえ。
「どっこいしょ大きな声で掘り起こす出るはミミズと夢のまた夢」
「赤土の中からい出し手拭にトメ子母の名懐かしきけり」
「母ちゃんが掘ったであろう赤土の畑に鍬の涙溢れて」