shin-1さんの日記

○ホスピタリティと観光

 東京青山にあるウイメンズプラザで「地域のもてなしの心と観光」のシンポジウムがあり、招かれてパネラーとして参加しました。ひところ観光といえば外国旅行や国内団体旅行などが主でしたが、最近は観光のスタイルも随分変わって、気の合った仲間や家族で旅をすることが多くなりました。

 驚いたことに私が考えていた人間牧場的な考えを、ちゃっかり金にして儲けている人たちがいます。私と同じパネラーとして参加した岐阜県明宝村の民宿の女将石田賀代子さんのパワーには驚かされました。明宝村は知る人ぞ知る女性パワーによるトマトケチャップのふるさとです。その村で民宿を営む10人の女将が連合して村づくりをやっているのです。地産地消なんてものじゃありません。自然食泊という言葉にも初めて出会いました。

 世の中には達人がいっぱいいる。その達人に出会い、異文化ギャップを感じるところにまた己の進化が始まるのです。雨の中での東京出張でしたが、いい出会いの旅でした。

 でも私も負けてはいませんでしたよ。北海道江差町から来ていたパネラーの室谷さんの素晴らしい発表ともまた違った味を出して、参加者から盛んな共感を誘いました。お蔭様で久しぶりに50枚の名刺が無くなってしまいました。木になるカバンに忍ばせている「昇る夕日でまちづくり」と「今やれる青春」の本も占めて12冊予約が入り、帰ってから早速発送しました。

 忙しさにかまけて、いや自分の性分から講演と本をセットで売るのは謹んでおりましたが、昨日であった人から「本はあなたのバックボーンだから自信を持って売りなさい」と強く言われました。そうかも知れません。

 次に作る本はブログに書いていることを少し充実して、一丁やってみるかなどとまた頭の中に新しい夢がわいてきつつあります。困ったものですね。

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