人間牧場

〇スイカの季節がやって来ました
 私は子どもの頃からスイカが大好きです。田舎ゆえ子どもの頃は母ちゃんが前の年に食べたスイカの種を水洗いした後乾燥させて保存していました。春になるとその種を畑に蒔いてスイカを作るのです。今時のようにスイカを買って食べる風習はありませんでした。

 やがて芽が出てつるを伸ばしそこここに丸々と太ったスイカがなり、スイカのなっているつるの近くのパーマネントをかけたような姿の髭つるが1つか2つ枯れると収穫のゴーサインで、畑からスイカが収穫できるのです。当時は冷蔵庫がなかったので、冷水の流れ水や井戸に吊るして冷やして食べていましたが、あの美味しい味は今も忘れることが出来ません。

 双海町の東峰という小さな集落が国道56号線沿いにあります。ここは昔からスイカの産地で、毎年夏になると国道沿いに小屋が作られスイカを露天で売るのです。その地区が中山町に隣接しているので、いまでもここを中山町と勘違いをしている人が多いようですが、れっきとした双海町なのです。

 毎年この時期になるとわが妻は昔民生児童委員を一緒にやった赤尾さんのお店へスイカを買いに行くのです。今の時期はまだ走りですが、夏休みになるとお盆頃までスイカ売りは本格化するようです。私は毎年夏はスイカで生きているようなものだと妻に言われるほど毎日スイカを食べて過ごします。

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〇空中スイカの吊り下げ袋づくり
私の農業日誌によると7月6日に家庭菜園のスイカ畑に、空中スイカの棚を作ったとメモされています。その日から10日間が過ぎました。畑に植えたスイカの新芽を上向きにした結果7個のスイカが実を付けました。以来その実は順調に育ち、ソフトボール大の大さん太り、そろそろ吊り下げないと重みでつるが持たない雰囲気になってきました。

漁網を利用して作った空中スイカの吊り下げ袋
試験的に吊り下げてみました

 一昨日漁師さんから貰った漁網をハサミで切り分け、針で縫って8個ほどの網袋を作りました。試験的にスイカの実を入れて吊り下げて見ましたが、まあそれなりな出来で、カラスに狙われないように育てたいと思っています。スイカは小玉スイカ系なので、実はそれほど大きくはなりませんが、あと2週間ほどで食べられる予定です。

 一昨年内孫の発案で空中スイカ栽培を思いつき、7個のスイカの実を収穫することが出来、世にも不思議な空中スイカを家族で味わいましたが、今年も大事に育てて味わいたいと思っています。このところあれこれと忙しい日が続きていますが、間もなく梅雨が明けて暑い夏がやって来ます。今日は前橋で38.9度まで温度が上昇したとニュースで報じられていました。いよいよ梅雨明け間近です。

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〇面白い壁一面に書かれた文字
 今日はかなり疲れてブログを書く気力もないので、とりあえず書き始めして明日修正追加をしたいと思います。お休みなさい。

 昨晩は愛南町までの往復6時間を運転し、加えて90分の講演をしたため、さすがに疲れたのか、11時前に帰宅して3つ目のこのブログを書こうとしましたが、まるで充電キレのスマホのように志向回路がゼロとなりました。

今朝朝顔市に出かける息子に起こされ目を覚まし、息子から頼まれた軽四トラックの荷台にベニヤ板で朝顔を運ぶ小部屋のような箱を作っていたのが多少ロープが緩んでガタがきていたのを補修するよう頼まれてやりました。

その後昨日の講演の模様をFaceBookに1本アップしたものの、今日予定していた子ども体験塾の底引き網が、かなり強い南西の風が吹いて海が時化ているため中止の決定をする打ち合わせなどに手間取り、結局はこのブログ記事は、帰宅した只今の時間15時24分から書いています。

飲み屋の壁一面に描かれていた面白い看板

 この看板は講演が終わって近くの居酒屋で懇親会が催されほんの30分ほど参加しましたが、壁一面に面白い文字が書かれていて、写真に撮って持ち帰りました。「人事を尽くして天命を待つ」かなるほどです。

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○車のエアコンが効かない
この一週間ほど愛車のエアコンの調子が悪く、このムシムシした熱気の中であちらこちら少し遠い場所へ行く機会があり、窓を開けたりしながら運転していましたが、大汗をかいての運転となりました。

パックで車検をしてもらっているディーラーの担当者に連絡を取り、今日やっと修理をしてもらうことになりました。エアコン本体の故障かガスが抜けているのか分かりませんが、今ディーラーに来ています。

私の愛車も乗り潰す予定で乗っていますが、今度車を買うときは人生最後の車になるので、しっかりと見極めたいと思っています。年金暮らしの身には骨の折れる問題です。

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〇9年前の新聞記事
 昨日Gメールの発・受信を見ていると、今から9年前の7月12日の記事が再掲されビックリしました。当時ウィクリーリックという新聞に頼まれて書いた記事ですが、新聞記事を目敏く見つけ紹介してくれたのは、年輪塾小番頭の松本宏さんでした。

9年前の新聞記事

 私は長年金融広報委員会の金融広報アドバイザーをしていますが、「手作り貯金箱の思い出」と題したこの記事を書いたことすらすっかり忘れていました。人工知能とでもいうべきパソコンの記憶力は、私のようなロートルな人間には理解し難い世界でただただ驚くばかりです。 

 早速読んでみましたが、拙文で気恥ずかしい気もしますが、記録はこうして記憶となって残るのです。私はこれまでにも色々な文章を書き、あるものは自著本に、ある記事は新聞や雑誌にアナログ文字として残っていますが、今となっては何の価値もなくこの世から消える運命にあるようです。

 

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〇オニユリ「ゴロウ」の花の咲くころ
まだ梅雨は明けていませんが家の周りには雑草が生い茂り、その中にホタルフクロやアザミなど野の花が沢山咲いています。今は草刈りのシーズンなので、汗をかきながら、草刈り機をブンブン回し、辺り構わず雑草とともにそれらの草花も刈り取られて行くのです。

 そんな花の中にオレンジ色の、私たちが子どもの頃からオニユリ、別名ゴロウノ花が何株か生えていて、勿体ないと思い刈らずに置いていて、草刈りが終わった時剪定ばさみで摘み取って、台所と書斎に活けました。

 夏の花は寿命が短く、長くても2~3日しか持たず枯れる運命ですが、子どもの頃親父の船に乗って三崎半島まで鯛網漁に出かけた折、断崖絶壁の地に逞しく咲くゴロウノ花の思い出が蘇りました。

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〇あっ虹だ!!
今朝は昨日の大雨が全く嘘のような好天に恵まれました。朝散歩をしていると空に虹がかかっていました。子どもの頃から虹を見ると何かいいことがありそうな予感がします。虹を見ながら「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」と指折り数えながら色を確認しますが、太陽の光が空中の水滴に反射して見えることは分かっていても、まるでおとぎの世界でも見るような気持ちでした。

 

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〇空き家が目立つようになりました
 私の住んでいる双海町も、昭和30年に上灘町と下灘村が合併した時は1万700人の人口でした。その後高度成長を経たころから人口が減り続け、平成の大合併で伊予市となったものの、人口は3千人余りとなっています。

 役場に35年間勤めて過疎対策やまちづくりに関わってきた者として、果たして私たちが目指してきたものは一体何だったのかと、ふと思ったりしています。少子高齢化の波が押し寄せ、土地が荒れ空き家が目立つようになりました。

 先日空き家となった近所の家が取り壊されました。その家の両親は博学で息子さんも東京の一流の大学を卒業して一流の会社に就職して活躍していましたが、残念ながらふるさとに帰って暮らす選択もせず、その人たたちの生まれ育った家はついに没落しました。

 人はそれぞれやりたいことがあって、住み慣れた土地に住まなければならない理由はありません。私のように親から「長男がその家に糞をひらねばその家は潰れる」と昔風のしきたりで長男の私を縛り、凡人だった私もそれが一番いい選択だと自分自身に思い込ませてこのふるさとに残り今に至っています。

 どちらがいい人生だったかは分かりませんが、日本の田舎が今危ないのです。昨日今日活発な梅雨前線の影響で九州地方北部では大雨が降り甚大な被害が出ています。みんなで守ろうにも守り切れない田舎はこの先どうなって行くのでしょう。

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〇置き忘れた剪定ハサミ
 歳をとったせいか?、あるいは認知症の前触れか?最近道具類を使って農作業をする時、脱いだ手袋、剪定ハサミ、剪定鋸などを、どこかへ置き忘れ「はてどこへ置いたのだろう」と探す時間が多くなってきました。

 昨年石垣の草を引き抜く時使っていたはずの剪定ハサミが作業途中で紛失しどこを探しても見つからず、とうとう諦めて新品の剪定ハサミを買ってしまいました。ところが一昨日石垣の草を引いていると、石垣の中ほどのくぼみに見覚えのある手元が紅白色の剪定ハサミが置かれているのを見つけたのです。

昨年紛失した剪定ハサミを1年後に発見しました

 穴の中だったので風雨に会うこともなく、錆びてもいず油を指すとふつうに動きました。このようなことはしょっちゅうで作業効率の上からも大きな損失です。最近まで専用のハサミ入れをまるで西部劇に出てくるガンマンのように腰に皮で作られたハサミ入れをぶら下げ使っていますが、効率的にはイマイチです。 

 こうした状態はこれから年齢を重ねるにつれて酷くなるようなので、何らかの策が必要かもしれません。「あ~あ~、やれやれ」です。

 

 

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バケツをひっくり返したような激しい雨
 今日の夕方午後6時ころ、わが家から見える海の方向から何やら黒い雲が近づいてきて、間もなくかなり激しい雨が15分ほど降りました。畑仕事をしていた最中だったので、急いで雨宿りしようと家に戻ってみると、雨どいの2ヵ所から雨水が溢れていました。

 やばいと思いつつ夏の雨ゆえ寒くもないので脚立を立てて雨どいの溢れているケ所の掃除をしました。心配して妻が止めるよう促し落ちないよう傘を差して脚立に手を添えてくれましたが、この時とばかりに脚立に登って集水桝付近を外して点検すると、何と2ヵ所とも集水桝の底にバドミントンの羽根が詰まっているではありませんか。

 恐らく孫たちが家の庭でバドミントンをしていて羽根が落ちて来ないと竹棒で探しましたが、どうしても見つからなかったので探すのを諦めていたもののようでした。取り除くと雨どいの水は潮が引くように流れ出しました。

 お陰で空だな全身ずぶ濡れで、妻が急いで溜めてくれた温かいお風呂に入り、さっぱしりしました。「バケツをひっくり返したような雨」とは1時間換算雨量が30㎜~50㎜の強い雨のことを言うそうですが、面白い表現があるものです。ずぶ濡れになったお陰でトイのつまりを治すことが出来ました。これを怪我の子命というのでしょうか?。

「真っ黒い 雲が近づき 激し雨 まるでバケツを ひっくり返したよう」
「雨どいの 集水桝から 雨水が 2ヵ所も溢れて 脚立に登る」
「バドミントン 孫たち遊んで 屋根の上 羽の行方が 探せど分からず」
「濡れネズミ 沸かした風呂に 一目散 お陰でさっぱり 妻の気配り」 

 

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