〇お盆が近づきました
わが家では毎年お盆が近づくと、妻と2人でシキビを持ってお墓掃除に行きます。お墓は自分の家のお墓と、妻の実家である八幡浜のお墓です。そのため前もって人間牧場へ出かけ、シキビの木に登って適当な枝を選んで切り落とし、12束を作ります。
もう何年も春彼岸、秋彼岸、盆、正月と年4回は欠かすことなくやっていることなので慣れていますが、この時期は薮蚊が体を刺すので、蚊取り線香をつけて作業をしますが、それでもあちこと刺されて大変です。8日にシキビ取り、9日に墓掃除を全て行いました。
私は長男に生まれているため家の跡取りです。一方妻は長女ながらわが家に嫁いできていても、実家の長兄夫婦が既に亡くなっているので、そちらの墓守も当然の義務としてやっています。車にに乗れる間は八幡浜のお墓に行こうと決めていますが、先のことはまだ分かりません。
最近お墓に行って感じることですが、お盆や正月、春と秋の彼岸が来てもお墓にシキビが供えてないお墓や草ぼうぼうのお墓が増えてきました。何らかの理由があるものと思われますが、先祖を敬う日本の良き風習が消えつつあることを寂しく思います。