◯思い出の235号室
手術のため約20日間愛大附属病院に入院し、その後リハビリのため転院して約30日間ここ伊予病院で過ごしました。私が過ごした病室は2人相部屋の西病棟2階235号室でした。最初は肺疾患で入院していた患者さんがいましたが、肺炎再発で救急車に乗り県立中央病院へ転院したため、半分以上は私だけの部屋となりました。
病室と言いながら私の場合はパソコンとタブレットを持ち込んで、機能的には自宅の書斎と同じに使い、有り余る自由時間を使って大いに空想を膨らませることができました。あらためて病院のWi-Fi環境が良かったことに感謝しています。
昨晩使っていた衣類や道具類を退院に向かて片付けながら、両足をベッドに並べて靴下を脱いで見ましたが、仰々しかった包帯やギブスも消え、傷口を抑える白いガーゼと防水テープしか貼られていません。まだ足首の腫れは残っていますが、これも日常生活で徐々に消えていくものと思われます。
30日間過ごした235号室での思い出を、パソコンとタブレットにしっかりと記憶させ、去ります。もう二度と病院に変えることのないよう節制に務める予定です。
「思い出の 235号室 今日でお別れ 二度と戻らぬ決意」