〇清々しい秋晴れ
北の国北海道の友人から、初雪の便りが届く季節になりました。北海道に比べるとこちらの寒さなど取るに足りませんが、それでも朝晩の寒さは耐え難く、折に触れ石油ストーブに火を入れ暖を取っています。特にわが家は背後に山を背負っているため、立冬のこの頃から春分の頃までは一日中太陽が当たらず、寒さ一入です。
それでもわが家の借景である目の前の本尊山には一日中日が当たり、このところの冷え込みでハゼモミジが赤く色づき始め、夕暮れ時ともなると夕日が山一面を照らし、晩秋の風情を醸しています。
双海町は北向きの海沿いに面しているため、ツワブキの自生地で、この時期になると至る所に黄色いツワブキの花が咲き誇り、白い野菊とともに秋を演出してくれています。このところ天気が安定し、雲ひとつない青空に一筋の飛行機雲が、まるで白墨で書いたように綺麗に見えました。
「北の国 初雪便り メールにて こちらも朝晩 寒いと返信」
「里の秋 次第に深まり ハゼモミジ ツワブキの花 季節の移ろい」
「真っ青な 空にチョークで 書いたよう 飛行機雲の 美しきかな」
「立冬の ニュースを聞いて 長袖の 下着を用意 風邪引かぬよう」