〇フキの佃煮
昨日は今日の雨模様の天気を意識して、人間牧場の草刈り作業に弁当持参で出かけました。5月に入って今月は、愛大のフィールドワーク授業と子ども体験塾の開講が控えているので、周辺の草刈りと水平線の家の掃除は欠かせないのです。加えて5月末には梅林の梅の収獲もせねばならず、忙しい日々が続きます。
この時期は草に混じってフキが沢山生えていて、このまま雑草として処分するのも勿体ないと思い、草刈作業の途中休憩時間を利用してフキを収獲しました。わが家に1束、叔母に1束、姉に1束、それにじゃこ天のおばさんたちに2束と、太もも程度の束を5つも収獲して木陰に置き、帰り際車に積み込みました。
それぞれの家や職場に差し上げて、帰宅してから水桶に水を張り、フキの皮を剥ぐ作業をしました。フキはアクが強く、指先につくと黒くなって中々取れないので、薄手の使い捨てビニール手袋をはめて剥きました。テレビを見ながら居間に新聞紙を広げて作業しましたが、思ったより早く20分ほどで終えました。
妻は夕方仕事から帰ると、水に浸したフキを2~3度茹ではえてあくを取り、食後にタイマーをつけてフキの佃煮を作っていました。味見をして欲しいと言われましたが、毎年毎回作っているので、味見する必要もなく、今朝試食してみましたが、中々いい味に仕上がっていました。冷蔵庫に保管し、これから当分の間お茶漬けや熱々ご飯の添え物として大いに楽しもうと思っています。
「草刈りの 休憩時間 利用して フキの収穫 それぞれ裾分け」
「ビニールの 手袋はめて フキの皮 丁寧に剥ぎ 茹でてアク抜き」
「タイマーを かけて佃煮 作る妻 味見せずとも 美味しいはずだ」
「お茶漬けや 熱々ご飯 添え物に 季節楽しむ ほろ苦い味」
藤崎さん
フキは永年作物ですから、一度植えると場所さえ良ければ毎年茎を食用に収獲できます。
害虫は災難でしたね。
フキの思い出で小学生時、他人の土地で手入れをしないから野良生えになっているフキを取ってきて、我が家の庭に植えたのですが、まあ泥棒なのです。でも当時、それが世間一般の人は当たり前でしたよ。今なら罪ですね。でも因果応報でフキに付いた害虫が庭で大発生して大変でした。