〇匹見町での楽しい語らい(その2)
「せっかく匹見に来られるのですから、講演会後有志で夕食を兼ねた交流会を持ちたいのですが・・・」と、今回の連絡窓口となっていただいた寺戸公民館長さんから事前にお誘いがありました。講演会は午後6時から90分の午後7時30分までなので、後片付けや移動時間を30分見ても、夕食交流会は午後8時からなので、「皆さんに迷惑がかからなければ・・・」と前置きして、快く了解をしていました。
講演が終わると直ぐに後片付けや移動を始め、私の宿泊している匹見峡温泉での夕食交流会は予定通り始まりました。講演会実行委員会の名だたるメンバー10人ほどが集り、美味しい地元料理を囲んで楽しい語らいの場となりました。匹見のワサビはかなり有名で、またイノシシの肉を使った陶板焼きも出て、遅い夕食に舌鼓を打ちました。日ごろ海沿いの人たちと暮らしている私にとって、山の中に住む人たちの話はとても新鮮で、少し遠のいたものの、これまでにも匹見の人たちとかなりの頻度で交流をしていて、また新たな気持で交流を続けようという方向で意見が一致しました。
温泉好きな私は、到着して1回、寝る前に1回、朝風呂で1回と、合計3回も名湯の誉れ高い匹見峡温泉をたっぷり味わい、しかも広島県広島市宇品港まで送迎までしていただき、この上ない歓待だったので、このご恩はお返ししなければならないようです。私の話をもうこれで5回も聞いたという三好さんや、新しく出会った人の笑顔が思い出されるこの頃です。匹見を訪ねたその日はバレンタインデーの2月14日でした。お土産にいただいた土産袋の中に、何とワサビを練りこんだ珍しいチョコレートが入っていました。とても美味しくワサビの効いた今年のバレンタインデーの思い出でした。
「講演会 終って夕食 交流会 少し遅くも 楽しい語らい」
「もう5回 私の話 聞いた人 おりて安心 交流深く」
「バレンタイン ワサビ練りこむ チョコ食べる 辛味と甘さ 絶妙美味しさ」
「海の人 囲まれ日々を 暮らしてる ゆえに山人 新鮮でした」