○三人との出会い
昨日は仲間と別府温泉へ三崎港発臨時便13時30分のフェリーに乗るため、自宅を11時に出て海岸国道378号夕やけこやけラインと国道197号潮風メロディラインを走りました。シルバーウィーク最終日だったので、もしや渋滞に巻き込まれるかもしれないと思い先を急ぎましたが、取り越し苦労だったようで、三崎の入口付近で時計を見るとまだ一時間も余裕があるので、急な思いつきで二名津の田村菓子店に立ち寄ることにしました。運よく田村さんは在宅中で、お店のカウンターに座って、接待のために出していただいたお茶とお菓子をいただきながら、積もる話をさせてもらいましたが、いつものことながらしっかりした考えと行動をしていることに感心させられました。
お店を出て船着場に着き、塩崎さんご夫妻と芝さんご夫妻と合流しましたが、その頃急にかなり強い雨が降り出しました。切符売り場で往復切符を買い求め、雨を予測した私は車のトランクに積んでいた傘を持参することにしました。三崎から大分佐賀関までは僅か50分の船旅です。ニ夫婦と四方山話をしていると、あっという間に東洋一の高い煙突が目印の佐賀関に到着しました。佐賀関の船着場で渡邊さんと奥さん、それに見知らぬ男性一人に出迎えてくれました。とりあえずチャーターしたジャンボタクシーに乗り込み、鶴崎海岸を走るバイパス道を通って、高崎山や水族館を横目にやり過ごしながら、別府タワー近くのホテル望海へ入りました。その名のとおりホテルの横にはふたみシーサイド公園に似た人工砂浜や、別府湾が一望できました。
昨晩は別府温泉ホテル望海で楽しい交流の一夜を過ごしました。塩崎ご夫妻、芝ご夫妻、佐賀関の渡邉さんと私に加え、今回は渡邉さんの友人安部助さんも就く別参加してくれました。安部さんは40数年水先案内人を勤めたというシップキャプテンです。楽しい方でいっぺんにファンになりました。私は折角別府にやって来たので、おんせん県大分別府に住む縄田さんに電話を入れました。縄田さんは連休なのに来年度の予算編成作業のため出勤していたようで、懐かしい声が聞こえ安心しました。ところが私が電話をしたことを気にした縄田さんは、今朝出勤前の忙しい中、自宅の庭で雨の中採集した大分県特産のカボスを持参し、わざわざホテルまで私を訪ねて来られ、恐縮してしまいました。12月に国立大洲青少年交流の家で開く予定の、社会教育実践交流集会に参加予定だそうで、再開を約束して分かれました。
「三人に 出会って嬉し 又一つ 思い出重ね 次が楽しみ」
「両県の 間流れる 潮早く 豊後水道 心を結ぶ」