〇8月の五行歌
先日8月の松山五行歌歌会の結果が送られてきました。私の8月の作品は相変わらず欠席の部で、次のとおりです。
悲しい
悲しい
親父の死
涙が出て
止まらなかった
講評には次の文章が載っていました。
☆自分の場合は、父親を早くなくしました。闘病生活がなかったせいか、父の死はあ っけなく泣けなかった。素直に泣けることはいい事かもしれませんねとの評。最近は女性よりも男性の方がよく泣くのかもという声が女性から出てましたよ。
(なるほどなるほど、頷ける講評でした)
出席歌一席は、曽我部礼子さんの次の歌でした。
夏空に
ポパイ雲が
こぶしあげ
ちからじまん
こぶじまん
欠席歌の一席は不徳竹さんの次の歌でした。
あゝうまく描けない
モリモリと出した
絵具がすっかり乾いて
カチカチに固まって
パレットの上で笑ってる
「どれ見ても どれを読んでも なるほどと 納得するもの ばかりなりけり」
「気がつけば 私の歌は どの歌も 親父のことだけ 余程のショック」
「毎日が あっという間に 過ぎてて行く 人はこうして 歳をとるのか」
「この歌を 最期にしよう 思いつつ 今日も親父の 隠居の掃除」