人間牧場

〇夏の名残と秋の訪れ

 暑かった夏も終わり、自然型BGMもセミから虫の声に代わって、そこここに秋の気配を感じるようになりました。昨日の朝ウォーキングに出る時、右のズボンポケットに万歩計内蔵の携帯電話を入れ、右のズボンポケットに、机の上に置いていたデジカメを無意識の内に入れて出歩いていました。双海中学校体育館横の坂道の傍で真っ赤な彼岸花を見つけました。近くに寄って中腰で座り込み、彼岸花の美しさに見とれながら、持っていたデジカメで写真を一枚撮りました。

満開の彼岸花
満開の彼岸花
夏の名残のヒマワリ
夏の名残のヒマワリ

 その後県道まで出てもと来た道を引き返すと、やがて杉林や桧林に通じる坂道にさしかかかります。舗装した道には沢山のコナラのドングリが落ちていました。思わず地面にカメラを向けてシャッターを押したドングリも、彼岸花と並んで秋の代表選手といったところです。ふと目をやると傍にセミの死骸が夏の終わりを告げるように一匹、寂しく横たわっていました。セミは羽化するまで何年も土の中で過ごします。羽化し成虫となってからの寿命は短期間ゆえに、暑いひと夏を駆け抜けた一生を不敏に思いました。

トランペットというトランペットに良く似た花
トランペットというトランペットに良く似た花

 頂上付近の坂道を3回、体力づくりの目的で登ったり下ったりして、家の近くまで帰ると近所の庭先で中くらいの大きさのひまわりの花、その二軒向うのの庭先で木にぶら下がったラッパ状の花を見つけました。ラッパ状の花はトランペットという花らしく、色の違う二種類の花を納得して見学させてもらいました。こうしてみると夏の名残花や秋迎えの花も春に似て結構あるものです。久々に童心や自然に帰り、心が癒されました。

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