人間牧場

〇次男息子の家の地鎮祭

 昨日は松山に住む次男息子が、新しく購入した土地に家を建てるため、地鎮祭をするので来て欲しいと頼まれ、夫婦で出かけて行きました。土地を購入する時相談があって、現地を見ていたので土地勘はありましたが、幹線道路からどのくらいの位置か、また学校や病院、買い物といった日常の暮らしに関係のある場所は遠いのか近いのか、確認しながら現地に到着しました。

 

鍬入れする息子たち夫婦
鍬入れする息子たち夫婦
玉ぐしを捧げる次男息子
玉ぐしを捧げる次男息子

 敷地には既に隣りの敷地との境界にブロック塀も作られ、土台となる場所が分るようにテープで目印がつけられ、その上に地鎮祭のためのテント内には祭壇の準備が整えられていました。近所の出雲系神社の宮司が祝詞を読み上げ、息子夫婦が小高く持った砂山に「エイ、エイ、エイ」と掛け声をかけて鍬入れを行いました。その後宮司、施主に続いて私たちも玉ぐしを奉奠し、二礼四拍手一杯して神事を終わりました。

地鎮祭終了後の記念撮影
地鎮祭終了後の記念撮影

 発注先はミサワホームだそうで、会社の人の話によると材料のプレカットなどは全て工場生産で、9月に着工すれば年末に完成し、今年中に引渡しされて入居できるそうで、いやはや工事の早さに驚きです。わが家を新築した40年前には建前をしてから完成まで1年間もかかりました。今の家は土壁でもなく耐震設計のため、屋根に重い日本瓦を乗せるでもないので、一事が万事まるで張子の家のようです。

 地鎮祭終了後、道後のふなやというホテルに会場を移し、息子夫婦と私たち夫婦、それに若嫁の両親の6人でささやかな祝いの席が持たれました。みんな車を運転して出かけているので、アルコールゼロのビールで乾杯し、次々と出てくる和風コース料理をいただきながら歓談しました。次男息子も間もなく40歳です。私が家を建てたのが30歳ですから私たち夫婦に比べると少々遅い思いつきですが、息子にとっては一世一代の大仕事だと思うのです。

 息子の親である私たちと若嫁の親が、ささやかな財政的援助をしてやったようですが、それでもこれから銀行ローンを毎月返済して行かなければなりません。若いということは借金ができる力があるということでもあります。今の気持ちを忘れず健康に充分注意し、温かい家庭を築いて欲しいと願っています。

  「わが息子 土地を求めて 家建てる 計画ありて 地鎮祭する」

  「土地と家 うん千万の 大事業 ローンを抱え これから大変」

  「年季で 暮らしているので ささやかな 援助だけしか できぬ苦しさ」

  「若夫婦 マンション家賃 だと思い これから先は 多少苦労が」

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