〇里山歩きを楽しむ
私は小さい頃から海の町で育ったので海も大好きですが、それと同じように山歩きも大好きで、暇さえあれば家の近くの里山を、一人でウォーキングしています。一日の歩く歩数の目標を1万歩と決めていると、何かにつけて歩かないと、目標の一万歩は達成できないから、止むに止まれぬ事情で歩き回っていますが、裏山に杉や桧の木立の森があったり、季節感漂う雑木林の踏みつけ路があるのも嬉しい環境です。
杉や桧の森、雑木林にはアロマセラピーや森林浴効果がるといわれていますが、この季節は足元に落ち葉が沢山落ちていて、落ち葉を踏みしめる「カサカサ」という音や、遠く近くで鳴く野鳥の声も聞こえ、心が落ち着くようです。私が歩いている里山は殆ど人が通らない路なので少し荒れ模様ですが、私が毎日や時々歩くようになって、特に雑木林には踏みつけ路状態の路が出来、いい雰囲気で散策を楽しむことができています。
山道のあちこちには、早咲きや遅咲きの花も咲いています。昨日は遅咲きの水仙の花、早咲きの野イチゴの花を見つけ、手持ちして出かけたタブレットで写真に撮りました。少し足を伸ばして八景山に通じる道を登ると、長い灘町鉄橋の見える場所に出ました。この場所は双海10景に数えられる素敵なカメラアングルなので、2~3枚パチリ狙いました。人間はいつの間にか、グローバルな考えや、ものの見方に目と心が行っていますが、「幸せの青い鳥」のように、ローカルな足元を見つめることも大事だとしみじみ思いました。
「里山を 一人のんびり 歩く見る 季節の移ろい そこここ感じ」
「道端に 遅咲き早咲き あれこれの 花が見てよと 言いつ咲いてる」
「雑木の 林分け入り 踏みつける いつの間にやら 一本の路」
「春ですよ 小鳥の声も 何処となく 弾んで聞こえ 幸せ感じ」