〇地域人材育成に関する調査研究会にて
1ヶ月ほど前、東京の自治総合センターから電話が入り、地域人材育成に関する調査研究会で、私のこれまでやって来たことや考え方を先進事例として、聞かせて欲しいと連絡が入りました。後先も考えず一も二もなく引き受けたものの、何度か連絡メールが入る度に少し後悔し始めました。というのも私のやってきたことや考え方をデジタルで前もって送るように指示をされたからです。丁度その頃は出張や会議、それに原稿書きのスケジュールが詰まっていて、とてもその余裕などなかったのです。尻を叩かれる思いで少しまとめては見たものの、パワーポイント処理もできぬまま、メモ程度で送らざるをえなくなってしまいました。
今回の先進事例ヒアリングには親友の前田眞さんも招かれていて、前日の交流会や総務省でのヒアリングも同席なので、余計冷や汗物でした。前田さんは地域づくり人養成講座の全容を要領よくパワーポイント風にまとめていましたが、私は前述の通りの対応で少し顔が赤くなりましたが、今更引き下がることもできず、メモに沿って30分ばかり4人の委員の前で意見陳述をしました。私の発表の概要メモは次のとおりでした。
地域を担う人材の発掘と育成
1、私という地域づくり人はどのようにして育ったのか
①遠洋航海で培った日本人感とふるさと感
②青年団活動で手に入れた五つの道具
③価値観が変わった青年の船での研修
2、私が始めた人づくり
①青年のたまり場作り
②日本一を経験する人づくり10年計画
③21世紀えひめニューフロンティアグループの設立
3、ゼロに戻って再起動した人間牧場構想
①子ども体験塾
②年輪塾
4、地域を担う人財三者
人づくり活動事例
別紙①拠点施設を活用し人づくり-私設公民館煙会所
別紙②団体活動と人づくり-21世紀えひめニューフロンティアグループ
別紙③塾活動と人づくり-フロンティア塾
別紙④人づくり10年計画(行政実施)
別紙⑤新人づくり10年計画(行政実施)
別紙⑥人間牧場における子ども体験活動と人づくり-子ども体験塾
別紙⑦人間牧場における人材育成-年輪塾
別紙⑧人事育成のポイント
さて、私が東京霞ヶ関総務省合同庁舎第2号館601会議室で熱っぽく語ったささやかな話は、同席した4人の委員さん、並びに総務省の職員さんにどう伝わったでしょうか。
「入口で 名前用件 行き先を 書いて通行 証貰う」
「日本の ここが中枢 霞ヶ関 無縁な私 少し戸惑う」
「居並んだ 委員の前で ヒヤリング 喋りだしたら 止まらず熱弁」
「ヒアリング 終って会食 お互いに 意見交換 やっとほころぶ」