人間牧場

〇冬野菜の植え付けとミョウガの収穫

 家庭菜園の種蒔きが一段落し、それぞれの種が芽を出して、小松菜などは少し厚めに蒔いているので、間引きのつもりで成長のいいものから鋏で切り取り、わき菜として食べていますが、柔らかくて美味しくて栄養があって、粗食ながらこの上ない食べ物として楽しんでいます。残念なのはこの時期は気温が高いので、柔らかい葉っぱを人間様より先に食べる虫がいて、目に止まった虫は退治するものの、所々食害にあって無残な姿になっているようです。葉っぱを食べる野菜は消毒が出来ないので頭を悩ませていますが、大根もチンゲンサイも今のところ蒔き直さなければならないかも知れません。

 もう一つの悩みはこの20日間ほど雨が降らないため、朝晩の水やリが大変で、今は裏の清水を使っていますが、少し水量が減ったため水をやるのにかなりの時間を費やしなければなりません。一雨欲しいところですがはてさえどうなることやら・・・・。
 今日は、友人の水口さんから昨日大量に貰ってきた冬野菜の苗を植えました。夏の名残の竹垣や杭を全て引き抜いて倉庫裏にしまい、雑草を粗方片付けて耕運機をかけました。畑の土は雨が降らないため固く土煙が立っていました。それでも耕運機は偉いもので、しっかりと深耕してくれました。

綺麗に植えた冬野菜の苗
綺麗に植えた冬野菜の苗

 耕した畑に畝を立て、その上にキャベツ、白菜、ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツ、高菜、サラダ菜などを順次植えて行きました。この作業は中腰でするものですから腰にきて、かなりの重労働でした。植えた苗に籾殻を蒔き、牛糞や肥料を蒔いて一段落、その上にホースでたっぷり水をやりました。これで菜園の空いた土地は殆どなくなりましたが、明日の朝からこれら全てに水をやる作業を一人でしなければならないことを思うと、気が遠くなりそうです。そのうち雨が降ることを期待したいものです。

 

裏の森で収穫したミョウガ
裏の森で収穫したミョウガ

裏の森の中でミョウガを取りました。少し遅れ気味で花が咲いていましたが、まだ食用になるので、バケツに半分ほど取ったので、妻に頼んで三杯酢に漬け込んで食べたいと思っています。ミョウガを食べると物忘れするそうですが、ミョウガを食べなくても物忘れする歳になっているので、かえって物覚えがよくなるかも知れません。マイナス×マイナス=プラスかも・・・。
 イノシシもミョウガを食べるのか、森の中のミョウガはイノシシにかなり乱雑に荒らされていました。畑を荒らしたことを忘れてしまわれては困ります。

 

 

 

 

 

 「このところ 雨らしい雨 降らぬため 朝晩水やリ 体に堪え」

  「いただいた 冬野菜苗 植えて行く 行儀よいよう 一列並ぶ」

  「一反も あるほど広い 畑には ありとあらゆる 物が植わりて」

  「イノシシに 先にやられら 残り物 ミョウガ収穫 物忘れかも」

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