〇四国内の教頭・副校長先生たちの前で講演しました
昨日は「四国高等学校教頭・副校長会」という団体から、第27回研究協議会での講演を頼まれ、会場となっている松山市道後の「にぎたつ会館」へ出かけました。松山は私のホームグランドのようなもので、殆んど毎日出かけていますし、「にぎたつ会館」もよく会合に使われる学校共済施設なので、到着時間や講演開始時間を逆算し、少し早めに自宅を出て、ギノー味噌と愛媛新聞社、それにえひめ地域政策研究センターへ立ち寄りました。ギノー味噌では100gの味噌を200個受け取り、愛媛新聞社では事業局の浅野女史を訪ねてカルチャースクールの打ち合わせを行い、えひめ地域政策研究センターでは河野研究員を訪ねて、週末の明日出かける鳥取県岩美町の知人から預かったという名刺をいただき、少し雑談して所用を済ませ会場入りしました。
昨日の日中は風もなく穏やかな秋晴れの好天に恵まれ、道後界隈は秋の行楽シーズンに入ったからでしょうか、平日ながら観光客も少し多いような気がしました。研修会が始まる20分前に玄関先に入ると、150人近くの参加者が受付をしている最中とあって、少し混雑していましたが、講師なので専用の小さな控室へ通され、担当の女性がお茶を差し出してくれたりしました。聞き及べばこの女性は私が現職の時代に私の話を聞いたことがあるそうで、その当時話したことをリアルに覚えていて、内容を話してくれ驚いてしまいました。
その後も年輪塾の仲間である宇和島南高校の近藤教頭先生も控室へ顔を出してくれて、すっかりリラックスしました。四国中の教頭先生や副校長先生が集まる研修会なので、余り私のことは知らないだろうと思いきや、どうしてどうして沢山の顔々を知っていて、少しやばいと思いましたが時既に遅しでした。
講演は13時30分から始まる予定でしたが、開会行事のあいさつが長引いて、10分ばかり遅く始まりました。この分だと私の話を90分すると、ボタンの掛け違えの連鎖反応が起こるので、時計を予定通り元に戻して15時には終ろうと決意して壇上へ上がりました。会場は150人の満席で迫力を感じながら、いつものようにアドリブで「新らしい発想で生きる」と題して、まあ淀みなく話をさせてもらいました。
謝辞は副会長で私が学校評議員として関わっている、松山工業高校の別府教頭先生なので、私の話を上手くまとめられて話してくれました。講演が終わってから誘いを受けた教育懇談会と称する懇親会が始まる午後6時までは、3時間も待ち時間があるので、会場の近くにある娘のマンションへ行き、孫二人を誘って近くの道後温泉椿の湯へ出かけ、3人でのんびり温泉を楽しみました。
30分前再び会場へ戻り懇親会に出席しましたが、高砂の席とでも言うべき上席をおこがましくも与えられ、沢山のオードブル料理が円卓に並ぶ会場で1時間弱、入れ替わり立ち代りやって来る馴染みの人や懐かしい人、私の話に食いついた人などと名刺交換をして、別の会場で予定されている仲間内との打ち合わせ会に参加するため、少し早めにお暇しました。私の誕生日に高知県大月町の堀光恵さんから届いた手紙で予告されていた、高知県大月分校の教頭先生にも出会い、またわが妻の知人である八幡浜工業高校の内藤教頭先生にも出会い、持って行った名刺が恥をかくほどの交遊でした。
「知り人も いないと思い 鷹を食う ところがどうして 顔々知りて」
「講演の 開始時間が 遅れたが 元に戻して 連鎖を断ちぬ」
「集まりし 人の中から 校長が やがて誕生 するのか思う」
「またやった アドリブ話 教育と いうお堅い場所 わきまえもせず」